國家航天局の発表によると、「天問1號」火星周回モジュールは15日現(xiàn)在で軌道上をすでに780日以上飛行しており、火星ローバー「祝融號」の累計(jì)走行距離は1921メートルにのぼっている。予定されていた科學(xué)探査任務(wù)を完了し、科學(xué)探査の生データを1480GB取得している。科學(xué)研究チームは中國が獨(dú)自に取得した科學(xué)データの研究を通じ、豊富な科學(xué)の成果を手にした。人民日報(bào)が伝えた。

祝融號著陸エリアのクレーター、コーン地形、流路、尾根狀地形の畫像。

著陸エリアに分布しているコーン地形、ランパートクレーター、流路などの地形の総合研究により、上述した地形の形成と水の活動(dòng)の間にある重要な関係を解明した。

カメラの畫像とスペクトルデータを通じ、著陸エリア付近の板狀硬巖の中から水を含む鉱物を発見したことで、今から10億年前以降の著陸エリアに大量の液體水活動(dòng)があったことを証明した。

またカメラの畫像と火星ローバーの轍などの情報(bào)を結(jié)びつけ、著陸エリアの土壌の支圧強(qiáng)度が高く、摩擦係數(shù)が低く、水活動(dòng)と関連し、しかも風(fēng)沙による摩損の特徴があることを発見した。

祝融號が著陸エリアで発見した、水を豊富に含む鉱物の板狀硬巖、及びその地下水の作用による形成プロセス。

これらの新たな成果は、火星の風(fēng)沙と水活動(dòng)が地質(zhì)及び環(huán)境の変化に與えている影響を明らかにし、火星のユートピア平原に海洋が存在したという説の強(qiáng)力な根拠となり、火星の地質(zhì)及び環(huán)境の変化への科學(xué)認(rèn)識を豊富にした。関連する成果はすでに國內(nèi)外の権威ある學(xué)術(shù)誌に掲載されている。

また科學(xué)研究チームは天問1號の探査データを利用し、火星表面の巖石の密度と地表の侵食の程度との関係、近火星宇宙環(huán)境におけるイオンと中性粒子の分布狀況、火星の重力場などの一連の優(yōu)秀な科學(xué)成果を手にした。

祝融號著陸エリアの火星の地質(zhì)的特徴と巖石。

火星周回モジュールは現(xiàn)在もリモートセンシング使命軌道で科學(xué)探査を展開中で、科學(xué)データを持続的に蓄積し、火星への認(rèn)識を深めるため中國の貢獻(xiàn)を成し遂げている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月19日