青蔵高原(チベット高原)は中國と東アジア、ひいては世界の気候変動に大きな影響を及ぼす。ところがその地形は複雑かつ多様で、観測所の設(shè)置が困難であることから、大気の垂直構(gòu)造と下端の観測情報が乏しい。中國気象局は17日に16機関と共同で、中國の高空大型無人機にとって初の高原気象観測試験を?qū)g施し、無事成功した。中央テレビニュースが伝えた。
中國が獨自に研究開発した大型無人機「翼竜?2」が四川省の阿壩紅原空港から離陸し、三江源地區(qū)の阿尼瑪卿雪山の7500メートルの高空から12臺のドロップゾンデを投下して、無人機の合成開口レーダー、大気マイクロ波総合プロファイラと共に、チベット高原の大気の垂直構(gòu)造と下端の「スキャン」を?qū)g現(xiàn)した。そして観測データは地上指揮システムにリアルタイムで伝送された。これは中國の高空大型無人機による高原気象観測試験の初飛行作業(yè)の成功を意味する。
中國工程院院士の徐祥徳氏は、「これは第2回チベット高原科學(xué)調(diào)査の目標と合致する。飛行により大気の垂直構(gòu)造、大気の水循環(huán)の特徴、雲(yún)?水資源の狀況を調(diào)査?理解した。非常に科學(xué)的で役立つデータを提供できる、重大なブレイクスルーだ」と述べた。
この試験は大型無人機気象観測特別計畫「海燕計畫」の重要な構(gòu)成部分となっている。將來的に気象部門はさらに三江源地區(qū)の水蒸気の通路、氷河の分布、氷河地帯の水補給に焦點を絞り、複數(shù)回の航空機観測を?qū)g施する。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月20日