荷物を荷物専用棚に積み込む職員(撮影?蘭超)。
果物や魚介類、茶葉といった貨物が積み込まれた高速列車G1504號が今月1日午前10時8分、広西壯(チワン)族自治區(qū)南寧市の駅から出発し、當日のうちに長沙や武漢、杭州、南京といった都市に到著した。この日、「ダブル11(11月11日のネット通販イベント)」の影響でECネットショッピングが急増するのに合わせて、中國の鉄道當局が提供するクイック輸送サービスが始まった。同サービスは20日まで提供される。このサービスは2016年から始まり、今年で7年目を迎えている。南寧晩報が報じた。
「ダブル11」の影響でECネットショッピングが急増するのに合わせたクイック輸送サービスを提供するために、國鉄南寧局は高速鉄道のネットワークを十分に活用しているほか、ECや宅配便物流、メーカーなどとも連攜している。
広西壯族自治區(qū)防城港企沙鎮(zhèn)の漁民?阮広全さんは、「高速鉄道のクイック輸送は、水揚げした魚介類を輸送する重要なルートとなっている。沿海エリアのワタリガニやカキ、マナガツオといった魚介類は、消費者の間でとても人気がある。鮮度がすぐに落ちるため、長距離輸送はリスクが大きい。そのため、以前はほとんどの魚介類を現(xiàn)地や周辺都市だけで販売していた。しかし、高速鉄道のクイック輸送が始まってから、魚介類が當日のうちに多くの家庭の食卓に並ぶようになった」と話す。このようにクイック輸送サービスは、阮さんのような漁民に大きなメリットをもたらしている。
中鉄快運南寧分公司?南寧東駅営業(yè)部の楊琛華マネージャーによると、今年、広西鉄道當局は「駅」と「列車」ごとに輸送案を制定する要求にしっかりと従い、事前に輸送案を制定し、宅配物を安全に、時間通り、速やかに送り屆けることができるよう取り組んでおり、輸送する宅配物は4萬件に達すると見込まれている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月4日