山東省聊城市の街中で、通りかかった人に無料でシルエットアートを作成している張桂英さん(72)が最近話題を集めている。ハサミを使って器用に色紙を切っていくと、1分もしないうちにモデルそっくりの橫顔のシルエットアートが出來上がる。張さんの素?cái)长首髌筏恕ⅴ庭氓去姗`ザーから次々「いいね!」が寄せられている。
器用にシルエットアートを作る張さんは、元醫(yī)療従事者で、「子供の頃から切り絵細(xì)工が好きだった。でも、以前は仕事が忙しくて、作ろうという気力もあまりなかった。そこで定年退職後に、獨(dú)學(xué)で切り絵細(xì)工を?qū)Wび始めた」と話す。
張さんは切り絵細(xì)工の本を見ながら、ハサミで様々な色の色紙を切って練習(xí)している。始めは簡単な動(dòng)物しか作れなかったものの、少しずつ腕を上げて、難度の高いシルエットアートも作ることができるようになったという。
そして、少しずつ「知名度」が上がっていくのにともない、シルエットアートを作ってもらおうと、多くの人がやって來るようになった。誰が來ても、張さんは喜んで作品を作ってあげているという。
1つの作品に要する時(shí)間はわずか1分ほど
張さんは取材に対して、「ここ數(shù)年、シルエットアートを1萬作品以上作ってきた。1つの作品を作るのに1分ほどしかかからない。一番早くて十?dāng)?shù)秒でできあがる。通りかかる人のいろんな髪型、眼鏡、帽子、髪の毛、まつ毛を表現(xiàn)することができる」と話した。
そして、「シルエットアートを作るためには、観察力を鍛えて、その人の特徴をしっかりと観察できるようにならなければならない。まず、髪型や五官、まつ毛などの特徴を観察する。例えば、下あごが出ているかや鼻の高さなどで、少なくとも3つの特徴を捉えなければ、そっくりのシルエットはできない」と説明する。
一人でも多くの人に切り絵細(xì)工を教えて、この伝統(tǒng)技術(shù)を伝承し続けるために、張さんは今、ほぼ毎日數(shù)作品を作っているほか、時(shí)間がある時(shí)には無料レッスンも行っているのだという。
張さんは、「切り絵細(xì)工をするようになって、楽しみが増え、充実した生活を送ることができているほか、他の人にも楽しんでもらえる。だから、今後も続けていきたい」と語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月16日