GSMアソシエーション(GSMA)が最近発表した「2022年サハラ以南アフリカモバイル経済」報(bào)告によると、2021年末の時(shí)點(diǎn)で、サハラ以南アフリカ地域のモバイルサービス加入者數(shù)は5億人を超え、モバイルユーザー浸透率は46%に達(dá)した。報(bào)告は、2025年までに同地域のモバイルサービス加入者は6億1300萬人に、ユーザー浸透率は50%に達(dá)すると予測している。また、ナイジェリアやエチオピア、コンゴ民主共和國、タンザニア、ケニアが新規(guī)ユーザーの過半數(shù)を占めると予想している。人民日報(bào)が報(bào)じた。
ナイジェリアの人口はアフリカで最も多く、2億1000萬人となっている。また、人口構(gòu)造は非常に若く、平均年齢は約18歳で、消費(fèi)市場のポテンシャルは非常に大きい。ナイジェリア政府はデジタル化発展を経済発展での追い越しにとって重要な手段と見なし、一連の対策を講じている。
ブロードバンドアクセスやモバイルデバイスは高価で、普及が難しいため、ナイジェリアのデジタル化発展の足かせとなっている。しかし、近年、品質(zhì)に優(yōu)れ、安価な中國ブランドのスマートモバイルデバイスがナイジェリア市場に出回るようになり、そのデジタル化発展と経済発展が加速し始めている。ナイジェリア政府は、今年のスマートフォンの出荷量は約800萬臺に達(dá)すると試算している。市場シェアランキング上位はいずれも中國ブランドとなっている。うち、伝音(Transsion)の市場シェア率は約60%、小米(シャオミ)、OPPO、vivoなどの中國ブランドは約20%となっている。
ナイジェリアのベテラン報(bào)道関係者であるエメウ氏は、「デジタル経済の核心的部分であるスマートフォンが、アフリカの84%以上のインターネットアクセス任務(wù)を擔(dān)っている。中國企業(yè)が、多くのアフリカ人がスマートフォンを持てるようにしてくれた結(jié)果だ」としている。ナイジェリア連邦通信委員會の統(tǒng)計(jì)によると、今年6月の時(shí)點(diǎn)で、同國のモバイルインターネットユーザーは1億5000萬人を超え、インターネット普及率は約70%に達(dá)した。
中國系企業(yè)のサポートの下、ナイジェリアは近年、通信インフラ整備推進(jìn)を加速させている。例えば、華為(ファーウェイ)は、ナイジェリアのために「ギャラクシーバックボーン」を設(shè)計(jì)し、建造した。そして、バックボーンをベースにしたオンライン通信構(gòu)造がおおよそ確立されている。また、華為が建設(shè)を請け負(fù)った5Gネットワークが今後、ナイジェリアのインターネットインフラ整備を加速させると期待されている。
また中國企業(yè)はインターネットファイナンスやショッピング、映畫、音楽といった分野の発展のためにも積極的に投資を行い、ナイジェリアのインターネット産業(yè)の発展を力強(qiáng)く後押ししている。ナイジェリア國際問題専門家のオヴィ氏は、「ナイジェリアのデジタル経済の発展の前途は非常に明るい。中國の経験がナイジェリアにとってとても良い參考例になっている」との見方を示した。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年12月30日