四川省で春節(jié)(舊正月、2023年は1月22日)に開(kāi)かれる四川自貢燈會(huì)(ランタンフェスティバル)では、毎年ユニークで獨(dú)創(chuàng)的なランタンが話題を集めている。そして今年は「兎兎燈(ウサギランタン)」エリアがその話題の的となった。
1月24日、あるブロガーが「ランタンのデザインを採(cǎi)用された子供たちはきっと一生自慢できるに違いない」というコメントと共にネットに投稿した寫(xiě)真が大きく注目された。
自貢燈會(huì)では2020年から、「デザイン畫(huà)さえ描いてくれれば、ランタン作りはお任せあれ!」と呼びかけ、一般からの作品募集をスタートした。多くの幼稚園児や小學(xué)生が寄せたユニークなアイデアから作られたランタン作品の傍には、子供たちのアイデアや発想、デザインの構(gòu)想がパネルで紹介されている。また、イベント主催側(cè)はデザインが採(cǎi)用された子供たちの元をわざわざ訪ねて、ランタンのデザインに採(cǎi)用されたというハッピーなお知らせを伝えているのだという。
自貢市ではランタンに関わる仕事に従事する人が10萬(wàn)人以上おり、このイベントはランタン職人の技を披露しているだけでなく、「伝統(tǒng)文化の伝承」という意義も備えている。
自貢市は「恐竜の里」としても知られていることもあり、ランタン作品には多くの恐竜の要素が取り入れられている。そうしたランタン作品からは、子供たちの思い描く恐竜とウサギが仲良く共存する姿を見(jiàn)ることができる。
また2022年は、有人宇宙船「神舟13號(hào)」、「神舟14號(hào)」、「神舟15號(hào)」の打ち上げが立て続けに成功し、中國(guó)の宇宙ステーションが全面的に完成した。こうした中國(guó)の宇宙事業(yè)の輝かしい成果もまた子供たちの心に「根を下ろしている」ことが、ランタン作品からも見(jiàn)て取れる。
そして子供たちの手にかかると、ニンジンが大好きなウサギは、住む家までニンジンのようになっている。
この他にも、非常にユニークなポージングをしたウサギのランタン作品が展示されている。
こうした子供たちのユニークなランタン作品を見(jiàn)たネットユーザーたちからは、「ランタンフェスティバルにこのようなエリアが設(shè)けられること自體、とてもすばらしい!」といったコメントが寄せられている。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年1月28日