海南省文昌市に位置する海南商用ロケット打ち上げ場の1號プロジェクト実施地點(diǎn)でこのほど、前期の土木工事の部分がほぼ完成し、設(shè)備の設(shè)置作業(yè)がスタートした。
海南商用ロケット打ち上げ場は中國で初めて建設(shè)される商業(yè)目的のロケット打ち上げ場で、2022年7月6日に著工した。業(yè)界関係者の説明によれば、同打ち上げ場は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で中國唯一の商用ロケット打ち上げ場であり、世界トップレベルの市場化された運(yùn)営が行なわれるロケット打ち上げ場システムを建設(shè)して、中國の民間企業(yè)のキャリアロケット打ち上げ能力をさらに高めることを目指すという。
中國初の商用ロケット打ち上げ場が海南に建設(shè)されることには、具體的にどのような優(yōu)位性があるのか。関係責(zé)任者は、「地理的な面では、海南は緯度が低く、赤道に近く、運(yùn)搬の効率が高いので、ロケットの積載能力を10-15%高めることが可能であり、ロケット打ち上げの経済効果を大幅に高めることができる。安全性の面では、各段のロケット落下地點(diǎn)はいずれも海であり、國土が汚染されることがなく、人口が密集するエリアを通り過ぎることもないため、將來のロケット回収産業(yè)の発展に適している。交通の面では、中國國內(nèi)の既存の打ち上げ場に比べ、海南文昌打ち上げ場は船舶を利用して大型のキャリアロケットを運(yùn)搬することが可能であり、ロケットのサイズに制限がない。また??诿捞m國際空港と海南環(huán)島高速鉄道がもたらす交通の利便性、文昌市の美しい自然環(huán)境は商用宇宙旅行産業(yè)に優(yōu)れた基盤を提供し、商用宇宙産業(yè)のこれからの発展に非常に大きな可能性を持つ」と説明した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年2月1日