岳飛記念館の入口で「満江紅」を暗誦する観光客(撮影?靳暁晶)。
今月21日から27日にかけて春節(jié)(舊正月、今年は1月22日)に合わせた7連休となった中國(guó)。映畫「満江紅(Full River Red)」が大ヒットとなったのを背景に、河南省湯陰県にある中國(guó)南宋の武將?岳飛の記念館には、大勢(shì)の観光客が押し寄せている。湯陰県文化?観光局は28日の取材に対して、岳飛の生まれ故郷である同県の岳飛記念館は今月26日から全國(guó)から來(lái)た観光客を?qū)澫螭?、岳飛が詠った宋詞「満江紅」をスラスラ暗誦できれば、無(wú)料で入場(chǎng)できるキャンペーンを?qū)g施していることを明らかにした。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
同キャンペーンの実施が始まると、岳飛記念館にはたちまち観光客が殺到。27日早朝に同記念館の入り口付近に行ってみると、高齢者から子供までが長(zhǎng)蛇の列を作り、自分の番になると入り口でマイクを手に、「満江紅」を暗誦していた。同記念館の許素婷館長(zhǎng)は、「『満江紅』を暗誦してもらうことで、岳飛の忠節(jié)を盡くし、國(guó)から受けた恩に報(bào)いるという精神を発揚(yáng)できるほか、中華伝統(tǒng)文化の伝承ともなる。中國(guó)各地の方々に、當(dāng)館に來(lái)て、このキャンペーンに參加し、是非無(wú)料で見(jiàn)學(xué)してもらいたい」とした。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年1月29日