微博（ウェイボー）の検索トレンドを見ると、ここ7日間ほどは、「帰省の手土産」に関する検索件數(shù)が前週の25倍になり、アメリカンチェリーが人気の検索商品1位になっている?！笓P(yáng)子晩報」が伝えた。

17日の晝に江蘇省南京市建鄴區(qū)の青果店を取材した。店員は取材に対し、「うちの店では毎日アメリカンチェリーが10數(shù)箱売れ、ミニミカン（砂糖橘）の量り売りも売れ行きが好調(diào)だ。うちではミニミカンを量り売りしており、値段は500グラムが數(shù)元（1元は約19.0円）ほどで、買って帰って家で食べるという人がほとんどだ。アメリカンチェリーは1箱200元余りするが、若い人が人に贈る正月（舊正月の春節(jié)のこと、2023年は1月22日）用品として真っ先に買い求め、高級なフルーツに感じる」という。

関連のデータを見ると、アメリカンチェリーは今年、確かに売上が爆発的に伸びている。南京衆(zhòng)彩物流果品市場の微信（WeChat）公式アカウントによると、當(dāng)市場では1日あたり400トンを超えるアメリカンチェリーを輸入しており、前年同期に比べると価格上昇率は20％を超えるという。

アメリカンチェリーが今年、大人気になっているのはなぜか。南京農(nóng)業(yè)大學(xué)経済管理學(xué)院の耿獻(xiàn)輝副院長（教授）は、「これはアメリカンチェリー自體の屬性と関係がある。第1に、舊暦の年末が近づく中、アメリカンチェリーは相対的に高価で、贈答品としての屬性が高い。第2に、アメリカンチェリーはビタミンが豊富で、健康という屬性が突出している。第3に、南半球では一般的に11-12月にチェリーが食べ頃になって市場に出回り、中國に輸入されるとちょうど春節(jié)前の季節(jié)にぴったりの新鮮な果物になる。こうした屬性と背景が相まって、アメリカンチェリーが『人気の検索商品1位』に押し上げられたのだろう」との見方を示した。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月19日