干し肉、歯磨きビスケット、骨付きあぶり牛もも肉などのおやつに、おもちゃやグルーミング用品などが入った新春ペット用品の詰め合わせを買い、春節(jié)(舊正月、2023年は1月22日)前にペットをトリミングに連れて行き、快適な環(huán)境のペット預(yù)かりサービスを予約する……うさぎ年の春節(jié)が近づく中、四川省成都市で働く李嬌さんにとって実家に帰る前にしておかなければならない最も大事なことは、長年飼っているラブラドール?レトリーバー犬の預(yù)け先を確保することだ。
ここ數(shù)年、中國ではペット保有數(shù)が増加を続け、人々が気持ちを托す存在としてのペットの役割がますます大きくなり、飼い主は「毛がふさふさした我が子」のために喜んでお金を使い、ペット経済が産業(yè)チェーン全體の中で発展のチャンスを迎えている。春節(jié)を目前に控え、「ペットのお正月支度」が盛り上がりを見せ、オンラインでもオフラインでも消費(fèi)ブームが起こり、ペットのおもちゃ、服?アクセサリー、美容、食品など関連業(yè)態(tài)の業(yè)者はあの手この手で売上を伸ばそうとしている。
天貓國際(Tmallグローバル)が行なった調(diào)査によれば、2022年にはペット用の舊正月の晴れ著が初めて売上成長率ベスト10の「新しい舊正月用品」に入った。京東の23年ペット用舊正月用品祭り期間の売上データでは、ペット用年越し料理の売上高が前年同期比64%増加し、ペット用晴れ著の売上高も同55%増加した。
成都市で街のペットショップを経営する「90後(1990年代生まれ)」の周旭さんは、「毎年春節(jié)のシーズンには、店の売上が20%ほど増える。春節(jié)の半月前頃から舊暦の1月15日頃までは、店內(nèi)でのグルーミングの予約がほぼ毎日埋まっており、1日に15-16のペットをお世話しなければいけない。おやつやおもちゃの売上も大きく増える」と話した。
西南財(cái)経大學(xué)工商管理學(xué)院の王褘教授は、「今年の春節(jié)には、消費(fèi)ニーズの回復(fù)傾向が従來の消費(fèi)分野に集中的に現(xiàn)われるだけでなく、新興消費(fèi)の分野でも突破口と『発火點(diǎn)』が求められるだろう。ペット経済ブームはちょうどこのタイミングにはまった」との見方を示した。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年1月16日