「ワン星人」や「ニャン星人」を中心としたペットたちが、多くの人々の暮らしに欠かせない存在になっており、これにともなうペット消費(fèi)も爆発的な勢いを見せている。川上に位置するペットの飼育や販売取引、ペットフードやペット用品の製造販売から、川下に位置するペットの醫(yī)療サービス、トリミング、トレーニング、ペット保険まで様々な消費(fèi)があり、さらにはペットと一緒にスキー、ペットと一緒にパラグライダーなど、これまで考えられなかったような娯楽追求型の消費(fèi)も登場した?！?017年中國ペット産業(yè)白書」によると、80後（1980年代生まれ）と90後（1990年代生まれまたは1990年から1994年生まれ）がペットを飼っている人のうち79.5％を占めるという?！阜ㄖ茣妶?bào)」が伝えた。

関連の統(tǒng)計(jì)データによると、2010年から16年の間に、中國ペット産業(yè)の複合年間成長率は49.1％に達(dá)した。16年はペットの犬と貓だけで市場規(guī)模が1720億元（1元は約16.6円）に達(dá)し、20年には2千億元を突破し、消費(fèi)額が日本を抜き、中國は米國に次ぐ世界2位のペット消費(fèi)市場になる見込みだ。

第一財(cái)経商業(yè)データセンター（CBNData）がまとめたデータからは、90後と95後（1995年から1999年生まれ）はオンラインペット関連消費(fèi)で50％を占め、特に95後の消費(fèi)の伸びが著しいことがわかる。

ペット産業(yè)チェーンでは、食品だけでなく醫(yī)療も発展の可能性が大きい分野だ。

CBNDataの「90後?95後のオンライン消費(fèi)ビッグデータ洞察」によれば、90後と95後はペット熱がますます高まり、オンライン購買力が年々上昇すると同時(shí)に、醫(yī)療を代表とするオフライン消費(fèi)にも非常に積極的だという。17年第4四半期を同年第1四半期と比べると、オフラインペットショップでの95後による売上高は3％増加し、動(dòng)物病院の95後からの収入は2％増加した。

このようなペットに対する愛情がペット醫(yī)療産業(yè)の急速な発展を後押ししている。就職情報(bào)サイト?智聯(lián)招聘がこのほど発表した調(diào)査研究結(jié)果によれば、中國の主要都市に登場した新職種約800種類のうち、収入の上位3位は上から順に、ペットの醫(yī)師、トレーニング?美容コーチ、バーテンダーだ。ペットの醫(yī)師の平均収入が最高で、月収2萬元以上が28.75％を占める。

伝統(tǒng)的ブランドメーカーもペット愛好家に秋波を送り始めており、たとえばスターバックスは今年、杭州、広州、深セン、成都、天津の5都市にペットも入れる店舗をオープンした。店內(nèi)にはペットのプレイコーナー、ペット専用席があり、ペット用裏メニューもあるという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年12月4日