北京は3月27日に正式に「春入り」した。ただ、寒気はまだ完全には撤退しておらず、今週の3日から9日にかけて、北京の上空では再び寒気の活動が活発になりそうだ。北京青年報が報じた。
北京市気候センターによると、北京の代表的な気象観測所である北京観象臺の観測では、今年は3月27日に春入りした。同観象臺を基準(zhǔn)とした北京の春入りの平均(1991—2020年)は3月26日となっているため、今年は平年より1日遅い春入りとなった。
中華人民共和國気象業(yè)界基準(zhǔn)「気候季節(jié)區(qū)分」は、その年の気溫の時系列データに基づいて移動平均法により5日間の気溫を算出して気溫の時系列データを割り出し、その後、移動平均法による気溫の時系列データが5日連続で10度以上となった場合、それに対応するその年の気溫時系列データのうち気溫が最初に10度を上回った日を春入りの日とすると定めている。もしその日が平年より15日以上早かった場合は、2度目の判斷をすることになる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月3日