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一度は北京、上海、広州、深センなどの大都會(huì)を去ったが、再び戻る。こうした一線都市と他の都市の間を何度もOターンする若者 、今年の春、頻繁に見(jiàn)られた。一線都市に戻る回?cái)?shù)で見(jiàn)ると、2回Oターンした人もいれば、3回の人や、さらに多い人もいる。
求人サイトの智聯(lián)招聘が研究機(jī)関の沢平宏観と共同で発表した「中國(guó)都市95後人材誘致力ランキング:2022」によると、一線都市の純流入人口は全國(guó)の純流入人口全體に占める割合が5.4%だが、「95後」(1995年から1999年生まれ)に限ると9.1%と高くなる。二線都市の純流入人口も全體の0.4%に過(guò)ぎないが、「95後」に限ると3.4%、こちらも高くなるという。
BOSS直聘研究院の常濛院長(zhǎng)がこのほど発表したデータでは、北京、上海、広州、深センを離れてから約15ヶ月後に、再び一線都市に戻ることを選択した人が23%に上ったという。
2022年9月、李天さん(22)は北京を離れ、故郷の哈爾浜(ハルビン)近くの県に戻ることを決めた?!弗膝毳鹰螭且话愕膜适耸陇?jiàn)つかったら、月収は3000元(1元は約19.5円)前後になる。前の仕事は月収が1萬(wàn)元以上で、毎月の生活費(fèi)6000元を除くと、5000元近く貯金できた。こうやって考えてみると、北京の労働環(huán)境は公平だと言える。評(píng)価の基準(zhǔn)があくまで個(gè)人の能力だからだ」と李さん。
「大都市は競(jìng)爭(zhēng)が激しいが、小都市には競(jìng)爭(zhēng)のチャンスさえない」とコメントしたネットユーザーがいる。
多くの人がストレスの大きい大都市を離れ、実家に戻ったりもっと遠(yuǎn)い所へ行ったりするのは、よりストレスの少ない、のんびりした暮らしをしたいからだ。彼らは、より小さな都市に移っても、たくさんのチャンスが自分を待っていると期待する。しかし都市発展の集積効果により、小都市の國(guó)內(nèi)総生産(GDP)も一人當(dāng)たり所得も伸びているとはいえ、一部の數(shù)少ない資源が全國(guó)各地に平均的に行き渡るという狀況にはなっていない。
多くの若者は一線都市のストレスと困難さを身をもって體験し、一度は離れることを選んだものの、最終的に「一線都市でしかほしいものは手に入らない」と気づくようになる。一線都市にとってみれば、この「ほしいもの」とは、高い賃金や手厚い待遇かもしれないし、ずば抜けた事業(yè)の成功かもしれないし、豊かな文化的生活かもしれないし、次世代により高いスタート地點(diǎn)を用意することかもしれない。
北京?上海?広州を去ってから北京?上海?広州に戻るまでの間に、変化したのは若者の心のあり方ではない。変わったのは今後のチャンスと発展に対する彼らの期待だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2023年4月19日