さらに、國際的に見ると、協(xié)力というチャンスを迎えた。中國は21世紀(jì)海上シルクロード、およびシルクロード経済ベルトの共同建設(shè)という壯大な構(gòu)想を提起している。EUの戦略的目標(biāo)はリスボンからウラジオストクまでをカバーする自由貿(mào)易區(qū)の建設(shè)であり、これは中國の構(gòu)想と一致する。もしこの面で雙方の協(xié)力が実現(xiàn)すれば、中國とEUの協(xié)力には、ユーラシア大陸の一體化、海上のグローバル化といった新たな內(nèi)容が付け加えられることになる。

　國際協(xié)力の注目點の1つに、平和?安全保障分野がある?！钢袊?EU協(xié)力2020戦略計畫」では、平和?安全保障を協(xié)力の新たな期待とし、最も重要な位置に據(jù)え、中國とEUは地縁的?政治的な交わりがなく、関係が戦略性にかけるといったこれまでの印象を変えた。アフリカ、中央アジア、ラテンアメリカおよび雙方の周辺地域問題をめぐる中國とEU間の協(xié)議からは、EUが北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）の影から脫卻し、安全面の役割で突出し、アジア太平洋の安全事務(wù)に積極的に介入しようとしていることが伺える。中國とEUのアジア太平洋における?yún)f(xié)力も期待できる。

　ウクライナ危機(jī)により、中國?EUの安全協(xié)力がより切迫したものとなった。気候変動、インターネットセキュリティ、核拡散、テロリズム、海賊、國際紛爭などが、國際安全に深刻な脅威をもたらし、中國?EUの安全協(xié)力を前進(jìn)させている。中國とEUは、世界及び地域の安全保障分野でさまざまな協(xié)力を展開し、投資計畫からインターネット、気候変動、環(huán)境、金融および次世代無線通信技術(shù)などにいたるまで、世界の多極化、國際関係の民主化を著実に推進(jìn)している。

　上述の3つの戦略的チャンスは、中國?EU関係の位置づけをアップグレードさせるものだ。習(xí)主席は歐州訪問にあたり、中國の2つ目となる対EU政策文書を発表し、中國?EUの世界的な役割と新たな位置づけを確立する。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語版」2013年3月24日