乳児の世話をする出産?育児ヘルパー |
「単獨二孩」政策(夫婦の一方が一人っ子である場合、2人目の出産が認められる政策)が各地で実施され、「午年生まれのベビー(原語:馬寶寶)」の數(shù)が増えるに伴い、ヘルパー市場での出産?育児ヘルパーの「需要過多?供給不足」現(xiàn)象が話題になっている。高騰の一途を辿る出産?育児ヘルパーの賃金が、そのような狀況を裏づけている。杭州市にある複數(shù)のヘルパー紹介會社によると、同市の最高ランクの出産?育児ヘルパーの月給は、1萬元(約16萬4千円)をゆうに超えるという。また、これらの高級出産?育児ヘルパーは、紹介會社を介さない場合が多いことから、絶対的「売り手市場」という優(yōu)位な立場にある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「私に子育てなんてできるのだろうか?赤ん坊を抱く時でさえおっかなびっくりだというのに???」と話すのは、先日出産したばかりの新米ママ?李瑩さん(30)だ。初めての子育てに途方に暮れる李さんの様子を案じた家族は、彼女のために出産?育児ヘルパーを手配した。ヘルパーの月給は8千元(約13萬1千円)。
「優(yōu)秀な出産?育児ヘルパーに來てもらいたくても、彼女らは引っ張りだこなので至難の技だ」と李さんは嘆く。
希少で人気が高いほど、価格は高くなる。これは市場の原則だ。
杭州市にあるヘルパー紹介會社のオーナー?黃援珍さんは、「出産?育児ヘルパーの月給の相場は、最低5千元(約8萬2千円)、ランクが上がると1萬元を上回る。だが、報酬の高い高級ヘルパーほど予約が殺到し、彼女らの仕事が途絶えることはない」と語った。
黃さんは、北京?上海?杭州?寧波の各地で、出産?育児ヘルパーの仕事に10年以上攜わった経歴がある。彼女は5年前、杭州市安吉路で出産?育児ヘルパー専門紹介會社を立ち上げた。
高報酬が得られる出産?育児ヘルパーになるための敷居は、実際はそれほど高くない。
出産?育児ヘルパーとなるための條件は、「年齢30歳から50歳の女性」「學歴不問」「子育て経験者」で、ヘルパー職経験者は優(yōu)遇される。
出産?育児ヘルパーにはランク分けされている。といっても、個々のヘルパーのランク付けは、基本的にヘルパー紹介會社によって行われる。
黃さんは、「通常、出産?育児ヘルパー紹介會社は、研修と試験を経て、ヘルパーのランク付けを行い、ヘルパー認定書を発行する。顧客宅でのヘルパーの業(yè)務態(tài)度や、擔當した赤ん坊の人數(shù)をランク付けの指標とする會社もある。一般的に、出産?育児ヘルパーは、初級?中級?高級(ゴールド級)の3ランクに分類されている」と説明した。
妊婦が出産前に出産?育児ヘルパーを探す時、「勤務期間が長く、経験が豊富な人」を良いヘルパーと考え、そのような人を探すケースが多いという。
黃さんは、「高級出産?育児ヘルパーは、勤務期間の長さだけで決まるのではない。昇級試験の合格証明書のほか、高級乳児保育士や栄養(yǎng)士などの資格も取得していることが求められる。また、豊富な育児経験や産婦ケアの経験も必要だ」と話した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月18日
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