中國(guó)臓器提供管理センターのオフィシャルサイトが2日、開通した。今後、臓器提供の意思を持つ人々は、同サイト上でオンライン登録を行えることになった。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

　中國(guó)では長(zhǎng)い間、「身體?皮膚?髪の毛まで全てが両親から授かったもの」、「五體満足のまま命を終える」といった伝統(tǒng)的観念の影響で、臓器移植に反対の立場(chǎng)をとる人が少なくなかった。提供される臓器が不足していることから、臓器提供を必要とする多くの患者が、移植以外の治療法がなく、命を落としている。中國(guó)紅十字會(huì)の趙白鳩?常務(wù)副會(huì)長(zhǎng)は、「中國(guó)は現(xiàn)在、深刻な移植用臓器不足に陥っている」と指摘した。統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)では、臓器移植手術(shù)が必要な患者は年300萬(wàn)人に上る一方で、臓器移植手術(shù)は年1萬(wàn)例ほどしか行われておらず、供給対需要の割合は1：30前後だ。歐米先進(jìn)國(guó)では、この割合は1：3となっている。

　中國(guó)にはすでに、臓器移植関連事業(yè)を取り扱う中國(guó)臓器提供管理センターが設(shè)立されており、臓器移植に関する法律法規(guī)も完備されつつあり、財(cái)政面での支援も絶えず強(qiáng)化されている。今年4月1日の時(shí)點(diǎn)で、全國(guó)で累計(jì)1611件の臓器提供が行われ、移植された臓器は累計(jì)4382個(gè)に上り、ドナー登録者數(shù)は1萬(wàn)9441人に達(dá)した。

　2日、同センターのオフィシャルサイト（www.china-organdonation.org.cn）が開通した。これは、中國(guó)における臓器移植事業(yè)の発展、臓器移植に関する知識(shí)、ドナー登録、臓器移植コーディネーターの資格取得などの情報(bào)が掲載されている権威あるウェブサイトだ。中國(guó)ではこれまで、ドナー登録を希望する人は、各省（自治區(qū)?直轄市）の臓器提供管理部門に出向き、登録用紙に必要事項(xiàng)を記入して提出しなければならず、登録後、臓器提供意思表示カード（ドナーカード）が発行された。

　今後、ドナー登録を希望する人は、同サイト上でオンライン登録が行える。また、登録內(nèi)容の変更や登録抹消もオンラインで手続可能。同サイトで登録された情報(bào)および赤十字會(huì)が受理した紙版のドナー登録記録はいずれも、臓器提供管理システムのデータベースに収録される。（編集KM）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年4月3日