中國(guó)では今年5月1日から、輸入粉ミルクをめぐって「歴史上最も厳格」といえる新たな規(guī)定が採(cǎi)用されており、未登録の海外のメーカー産の乳幼児用調(diào)整粉ミルクは輸入が禁止されることになった。こうして粉ミルクの話題が再び注目を集め、國(guó)內(nèi)粉ミルク市場(chǎng)は仕切り直しに直面している。それでは海外の粉ミルク市場(chǎng)はどうだろうか。日本は國(guó)産が中心で、各ブランドとも価格は100元前後だ（1元は約16円）。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

日本の女性は結(jié)婚して子どもが生まれると、仕事をやめて「育児専業(yè)」になるケースが多く、母乳で育てる客観的な條件は整っている。母乳と粉ミルクを併用する混合方式で子育てする人が多數(shù)を占め、日本では引き続き粉ミルクの消費(fèi)量は大きい。

日本の各ブランドの乳幼児用粉ミルクは、品質(zhì)にそれほど差はなく、価格も似たり寄ったりだ。最も有名で市場(chǎng)シェアも高いのは明治の粉ミルクだ。老舗ブランドで影響力が強(qiáng)く、これまでに衛(wèi)生面や安全面で問(wèn)題を起こしたこともあまりなく、一番人気なのは當(dāng)然といえる。

明治の0-1歳児用粉ミルク「ほほえみ」は、母乳に代わる栄養(yǎng)供給源という點(diǎn)を考慮して調(diào)整され、800グラム入りがインターネット販売価格で稅抜き約2400円（約140元）だ。1-3歳児用の「ステップ」は授乳期と斷乳期の幼児向けで、栄養(yǎng)補(bǔ)給に重點(diǎn)が置かれ、800グラム入りのネット価格は稅抜き約2000円（約120元）。

もう一つの大手老舗ブランドは森永だ。0歳児向けの「はぐくみ」は850グラム入りのネット価格は稅抜き約2300円（約130元）、9カ月-3歳児向け「チルミル」は850グラム入りのネット価格が稅抜き約1800円（約110元）となっている。