現(xiàn)在、中國のグルメ番組「舌で味わう中國2」が絶賛放送中だ。このドキュメンタリー番組では、美食と故郷への思い、家族の情などが深く結(jié)び付けられている。中日の交流の歴史においても、料理は重要な架け橋であり、両國の人々に互いの國を理解するための最も直感的な素材を提供してきた。人民日報海外版が伝えた。
美食は中國文化の対外交流における重要な媒體だ。中國人がいる場所には、必ず中華料理店がある。店の外には漢字で書かれたメニューが並べてあり、これが中國という國の第一印象だという外國人も多い。かつて、海外に出た中國人は「3つの刃物(はさみ、かみそり、包?。工巧嫟蛄ⅳ皮皮い俊,F(xiàn)在、海外で暮らす華僑?華人の數(shù)は約5千萬人にのぼり、彼らは中國の飲食文化を世界各地に伝え、文化交流を促進している。
日本では中華料理が深く浸透しており、すでに日本人の日常生活において必要不可欠な料理となっている。日本に住む華僑?華人だけではなく、日本人調(diào)理師の多くも中華料理を?qū)熼T的に學んでいる。かつて、日本の中華街のレストランでは主に広東料理が出されていた。長崎新地中華街では福建料理がメインだった。しかしここ數(shù)年、中國の東北地方から日本を訪れる中國人が増えるに伴い、東北料理の店も増えているという。
「四川料理の父」と言われる故?陳建民氏(1919―1990年)はかつて日本の料理番組に出演し、四川料理の魅力を紹介、幅広く注目を集めた。また、徒弟制で下働きをしながらぬすみ見て覚えるという中華料理界の常識を覆し、レシピを幅広く公開、1966年には恵比壽中國料理學院を設(shè)立するなど中國料理の普及に大きく貢獻した?,F(xiàn)在日本でも良く使われる「麻婆豆腐」や「回鍋肉」、「青椒肉絲」といった単語の発音は、ほとんど中國語と同じだ。2003年には、陳氏と息子?建一氏をモデルにした連続テレビドラマ「麻婆豆腐の女房」がNHKで放送された。日本社會の中華料理に対する重視の程度がここからも伺える。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn