かつてのW杯では、アジアから訪れたサポーターと言えば韓國人か日本人だった。海外慣れした彼らは歐米の観光客と同じホテルに泊まり、サッカー観戦を楽しんだ。しかし今年のブラジルW杯では、中國人サポーターの姿がいたるところで見られた。揚子晩報が報じた。
かつて歐米人が行っていた豪華W杯旅行も、今の中國人サポーターと比べればなんと言うことはない。中國人サポーターはW杯開幕の1年も前から、FIFAの公式サイトでチケットを予約している。
記者と同じ便でブラジルに向かった北京出身のサポーター?張さんは、父親と2人でコートジボワール対日本戦のチケットを予約したという。この試合を選んだ理由は、強(qiáng)豪同士の試合ではないため、サポーターも少なく、スタジアムが込み合うことも無いからだという。張さん親子がW杯をスタジアムで観戦するのはこれで3度目だ。彼らはFIFA公式サイトでチケットを予約し、ホテルも予約していた?!?晩たった2千元(約3萬2800円)。本當(dāng)に安い。4つ星のホテルだ」と張さん。ブラジルへは個人手配旅行で、自分で航空券を予約し、スケジュールも自分で立てている。
一方、中國のサポーターの多くは旅行會社のW杯観戦ツアーに參加している。こうしたツアーでは通常、7日間で2試合を観戦する。価格は5-7萬元(約82萬―114萬5千円)で、航空券代が多くを占める。情報通のサポーターは、中國でのW杯チケット販売を擔(dān)うFIFAの代理機(jī)関?盛開體育を通じてチケット付W杯観戦ツアーに申し込み、VIP席で観戦するチャンスを手にしている。これらのサポーターはFIFAの指定ホテルに泊まり、VIP席で観戦し、VIPチケット専用の飲食?交通サービス、観光ツアーを享受できる。価格は7萬元。
さらに超豪華なケースでは、プライベートジェットでリオデジャネイロに駆けつけ、決勝戦を観戦する富豪もいるという。
中國人サポーターは変わったが、唯一変わらないのは中國サッカーだ。いつまでもW杯の外を徘徊し続けている。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月9日
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