第三者決済サービス「支付寶」（アリペイ）を運営する支付寶（中國）網(wǎng)絡(luò)技術(shù)有限公司が4日に明らかにしたところによると、同公司はこのたび海外ショッピングでの稅金払い戻しサービスを取り扱うスイスのグローバルブルーと提攜を結(jié)んだ。7月中旬以降、中國人観光客がフランスやドイツといった歐州諸國を観光して買い物した場合、支付寶を通じて稅金の払い戻しを受けることが可能になるという。新華網(wǎng)が伝えた。

払い戻しサービスを利用できるのは、フランスやドイツなどの5千以上の店舗で、今後さらに規(guī)模を拡大する予定だ。具體的な操作プロセスは、支付寶が近く発表するという。

2013年の國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）連休期間に、支付寶は中國人観光客の韓國での買い物を?qū)澫螭趣筏慷惤饞Bい戻しサービスをスタートした。具體的な操作プロセスは次のようなものだ。消費者は稅金還付手続き書類に支付寶と契約している攜帯電話の番號、パスポート番號、氏名の英語表記を記入する。出國前にその書類を稅関で検査?押印してもらい、空港の指定のポストに投函する。その後、最短で7日後に払い戻された稅金が人民元に両替されて消費者の支付寶の口座に振り込まれ、ショートメッセージで通知される。払い戻し金額の2％が手?jǐn)?shù)料として商誠（上海）商業(yè)保理有限公司に支払われる。

近年、海外旅行や海外ショッピングを楽しむ中國人がますます増えている?，F(xiàn)在、世界の50以上の國と地域が稅金還付政策を?qū)g施しており、よくある稅金還付のやり方は現(xiàn)金による払い戻しやクレジットカードを通じた払い戻しなどだ。現(xiàn)金方式は還付金をすぐに現(xiàn)金で持ち帰れるという利點があるが、書類を整えたり、列に並んだりするのに時間がかかる上、ほとんどの場合、一定の割合で手?jǐn)?shù)料を支払わなければならない。クレジットカード方式は払い戻しを受けるまで1カ月から3カ月もかかるのが一般的だ。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年7月7日