77年前の今日、日本軍國主義は橫暴にも宛平城を砲撃し、盧溝橋事件(七七事変)を引き起こして國內(nèi)外を驚愕させた。これは中國への全面侵略戦爭の開始を示し、中國全民族抗日戦爭の出発點(diǎn)となった。この戦爭は中國國民に空前の災(zāi)禍をもたらし、中華民族を徹底的に目覚めさせ、粘り強(qiáng)く奮起させるとともに、世界最初の反ファシズムの戦場を切り開いた。
民族の生死存亡の鍵を握るこの時、中國共産黨は外敵に抵抗し、反撃を加える最初のラッパを吹き鳴らした。中國共産黨の提案で築かれた抗日民族統(tǒng)一戦線の旗の下、國共合作を基礎(chǔ)に、中華民族は萬民が心を一つにし、志で城を成し、各黨、各民族が共通の敵に対して一致団結(jié)して敵愾心を燃やし、國難に共に立ち向かった。中國國民黨と中國共産黨の指導(dǎo)する抗日軍はそれぞれ正面の戦場と敵後方の戦場での作戦任務(wù)を擔(dān)當(dāng)した。8年間の血みどろの奮戦を経て、軍民の死傷者3500萬人以上という甚大な犠牲を払って、中國人民抗日戦爭は偉大な勝利を勝ち取った。これは中華民族の偉大な復(fù)興の道程における重大な転換點(diǎn)であり、世界反ファシズム戦爭の勝利にも不滅の貢獻(xiàn)を果たした。
正義と邪悪を混同することは斷じて許さず、歴史の悲劇を繰り返すことは斷じて許さない。今日、われわれが全民族抗日戦爭勃発77周年を記念するのは、歴史の真実性と厳粛性を尊重し、維持し、人類の尊厳と良識を守るためだ。歴史の中から知恵と啓発を汲み取り、未來を切り開く精神力を獲得し、平和的発展の道を揺るがず歩み、世界平和を揺るがず維持するためだ。こうした記念は、平和を愛する世界の全ての人々にとっては、文明の共通認(rèn)識の合流であり凝集だ。事実を顧みず、歴史を改竄する者たちにとっては、注意であり警告だ。民族の復(fù)興の盡力する中國國民にとっては、民族の精神と魂の宣伝であり謳歌だ。
骨身に刻んで忘れない77年前の盧溝橋事件を振り返り、1840年以降の中華民族の屈辱の歴史を振り返ると、その直接的原因は國家がひどく貧しく、弱かったことにあり、根本的原因は強(qiáng)國富民の発展の道を見いだしていなかったことにある。今日、中國共産黨の指導(dǎo)の下、われわれは中國の特色ある社會主義の道を切り開いた。この道に沿って、中國は世界が注目する発展を遂げ、斬新な姿で世界の民族の中に屹立し、中國國民は歴史のいかなる時にも増して中華民族の偉大な復(fù)興という目標(biāo)に近づいている。そうした時であればあるほど、われわれはなおさらに歴史を銘記し、中國の特色ある社會主義を大切にし、終始堅(jiān)持し、たゆまず発展させ、自彊息(や)まず、一致団結(jié)し、民族の復(fù)興という偉大な夢を共にかなえる必要がある。
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