経済の下方圧力は続いているものの、海外資本の中國(guó)への期待はしぼむことなく、対中投資は拡大を続けている。中國(guó)國(guó)家工商総局が発表したデータによると、中國(guó)で新たに登録された外資投資企業(yè)は10月、昨年前月比15.20％増の2900社にのぼった。専門家によると、中國(guó)は、経済?社會(huì)の安定し上昇志向が顕著で、市場(chǎng)にも大きな潛在力があり、産業(yè)集中という強(qiáng)みも備え、投資の簡(jiǎn)易化も進(jìn)んでおり、海外資本の対中投資は今後も減少する気配はない。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

▽手続きの簡(jiǎn)素化も魅力に

海外資本が対中投資に熱心なのは、中國(guó)経済の発展を見込んでいるためだ。専門家によると、経済成長(zhǎng)率は下がっているが、中國(guó)は世界の中では経済成長(zhǎng)が速い國(guó)家であり、海外資本にとっては投資の「窪池」となっている?！钢袊?guó)のハイテク産業(yè)やサービス業(yè)などには巨大な発展の潛在力があり、海外資本によるこれらの分野への投資は大きな可能性を持っている」。商務(wù)部研究院國(guó)際市場(chǎng)研究部の白明?副部長(zhǎng)によると、海外資本の対中投資増加は、サービス業(yè)とハイテク産業(yè)の投資が多くを占めつつある。

投資分野の規(guī)制緩和も海外資本を引き付けている。改訂された『外商投資産業(yè)指導(dǎo)目録』は、サービス業(yè)と一般製造業(yè)への海外資本の參入を緩和し、制限項(xiàng)目を大きく削減させ、外資の株式比率の制限を一層緩和した。海外資本の投資制限項(xiàng)目は従來の79件から35件に減らされ、海外資本に対する鉄鋼?エチレン?製油などの産業(yè)の投資制限も撤廃された。新たな目録はさらに、管理手段に関しても、単純な行政措置による制限から省エネ?環(huán)境保護(hù)や技術(shù)標(biāo)準(zhǔn)などによる制限へと転換することを強(qiáng)調(diào)している。

中國(guó)の投資環(huán)境が向上していることは周知の事実だ。一方では、政府の行政スリム化と権限移譲によって審査?認(rèn)可の手続きが簡(jiǎn)素化され、企業(yè)の登録がますます便利になっている。もう一方では、國(guó)家による法治建設(shè)加速によって、市場(chǎng)の秩序がますます規(guī)範(fàn)化されている。そうした管理モデルの一つに「ネガティブリスト」がある。2013年9月、上海自由貿(mào)易區(qū)は、外資の投資參入分野への「ネガティブリスト」制度を全國(guó)に先駆けて実施した。土地や稅収などの優(yōu)遇なしに、半年で7772社を誘致したが、ほとんどが「ネガティブリスト」以外の分野で、認(rèn)可制ではなく報(bào)告制によって設(shè)立された。