中國はグローバル化に遅く參加した國であると同時に、グローバル化の受益者、貢獻(xiàn)者でもある。コネクティビティは中國式グローバル化の貢獻(xiàn)する時代の最も高らかな音を鳴り響かせている。(文:王義桅?中國人民大學(xué)國際関係學(xué)院外交學(xué)部教授。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
習(xí)近平國家主席はG20首脳會議(ブリスベン)で「グローバル?インフラストラクチャー?ハブ(GIH)」の設(shè)立、世界銀行による「グローバル?インフラストラクチャー?ファシリティー(GIF)」の設(shè)立を支持するとともに、「1ベルト、1ロード」、アジアインフラ投資銀行(AIIB)、シルクロード基金などを通じて世界のインフラ投資に貢獻(xiàn)する考えを表明した。シルクロード基金からGIFまで、「APECコネクティビティの青寫真」からGIHまで、APECからG20までのいずれにおいても、インフラは最も注目される話題だ。インフラは世界経済の回復(fù)に極めて大きな牽引的役割を果たす。コネクティビティはアジア太平洋のみならず、全世界の夢だ。コネクティビティのもたらす投資チャンス、大陸文明復(fù)興のチャンスは、世界の地政學(xué)的狀況およびグローバル化の版図を変えつつある。
歴史を振り返ると、グローバル化への中國の貢獻(xiàn)は実はグローバル化の始まりにまで遡ることができる。歴史上、中國は東洋文明の中心、歐州は西洋文明の中心であり、シルクロードを通じて結(jié)びついていた。後にオスマン帝國が臺頭すると、シルクロードは切斷され、歐州人はやむなく海洋へと向かった。歐州人が海洋へ進(jìn)出し、グローバル化のプロセスを切り開くうえで助けとなったのが、中國人の四大発明、特に羅針盤と火薬だ。
歐州の海洋進(jìn)出以降、世界構(gòu)造は歐州中心へと変わった。これほど多くの年月で歐州を追いかけている中國は大國として臺頭しつつある。高速鉄道、高速道路などインフラの急速の発展は、陸上國家の発展に新たな可能性をもたらした。以前のグローバル化はいずれも沿海地域でのものだったが、中國の打ち出した「1ベルト、1ロード」は、あまねく広がる発展理念を備えており、あまねく広がるグローバル化であり、海洋國だけでなく、內(nèi)陸地域もコネクティビティによって、グローバル化の急行列車に乗ることができる?!?ベルト、1ロード」は全ユーラシア大陸大市場の構(gòu)築につながる。
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