季節(jié)はまもなく冬だが、中國(guó)の攜帯電話(huà)業(yè)界には「冬蔵」（冬に備えて穀物を蓄えること）の気配はまったくみられない。26日には攜帯電話(huà)ブランド「酷派」の上層部が獨(dú)立して新ブランドをうち出し「利益をあげる」と高らかに宣言した。マイクロソフト、ノキア、エリクソンなどの海外メーカーは、小米や魅族などの國(guó)産人気ブランドを裁判所に訴える可能性がある。聯(lián)想（レノボ）、小米、華為などの國(guó)産メーカーは業(yè)績(jī)を上げているが、相場(chǎng)が大暴落しているという悪いうわさが流れる。こうした風(fēng)雲(yún)が巻き起こる中、國(guó)産スマートフォン（多機(jī)能攜帯電話(huà)）の熾烈な「淘汰戦」が始まっている?！副本┥虉?bào)」が伝えた。

▽國(guó)産攜帯のシェアは70％

今年1～8月、サムスンとアップルの2大外資系大手メーカーの中國(guó)市場(chǎng)シェアが低下し、國(guó)産陣営の伸長(zhǎng)が明らかになった。國(guó)內(nèi)の攜帯電話(huà)シェアの上位5社のうち、海外勢(shì)はサムスンだけで、ほかは酷派、聯(lián)想、華為、VIVOとすべて國(guó)産メーカーだ。國(guó)産攜帯電話(huà)のシェアは全體の70％を占めるようになった。

國(guó)産攜帯電話(huà)はこれまでの劣勢(shì)を跳ね返し、品薄になるほど人気で、次々に市場(chǎng)を攻略している。だがその一方で、「まったく思いもかけないデータ」が國(guó)産攜帯電話(huà)市場(chǎng)に不意打ちを食らわせてもいる。工業(yè)?情報(bào)化部（工業(yè)?情報(bào)化?。╇娦叛芯吭氦长韦郅砂k表した研究報(bào)告書(shū)によると、今年1～10月の國(guó)産ブランド攜帯電話(huà)の出荷臺(tái)數(shù)は2億8600萬(wàn)臺(tái)で前年同期比25.4％減少したというのだ。

▽売り込みすぎが勢(shì)いをそいでいる

國(guó)産攜帯電話(huà)ブランドの酷派は新ブランド「ivvi」を発表し、酷派、酷派の上層部2人、通信會(huì)社が約10億元（1元は約19.1円）を出資し、酷派の元上層部が獨(dú)立起業(yè)する形で「若さ、ファッショナブルさ」をモットーとした新ブランドを運(yùn)営することを明らかにした。販売ルートや財(cái)務(wù)管理はいずれも親會(huì)社から獨(dú)立したものになるという。

酷派のこうした動(dòng)きは業(yè)界ではそれほど珍しいものではない。聯(lián)想はさきにインターネットモデルで運(yùn)営する子會(huì)社を設(shè)立しているし、中興も新ブランド「Nubia」を設(shè)立している。

酷派の副総裁でivviブランドの責(zé)任者を務(wù)める張光強(qiáng)氏は新ブランド発表會(huì)で、「価格戦爭(zhēng)はせず、より多くの利益を獲得する」とはっきり宣言した。