北京、天津、河北省、山西省、山東省、內(nèi)蒙古（モンゴル）自治區(qū)における自動(dòng)車の排気ガス規(guī)制について話し合う會(huì)議が2日午前、北京で開催された。同6省?市?區(qū)は今後、業(yè)務(wù)グループを共同で立ち上げ、自動(dòng)車の排気ガスが原因の大気汚染モニタリングシステムを構(gòu)築することになった。複數(shù)の地域が共同で同システムを立ち上げるのは中國(guó)で初めて。プラットホーム構(gòu)築後、規(guī)制違反車両に対する罰則が制定されるほか、モニタリングデータの共有や環(huán)境保護(hù)基準(zhǔn)合格のマーク有無(wú)の共同抜き取り検査なども行われる。人民日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

北京における、微小粒子狀物質(zhì)「PM2.5」の原因分析結(jié)果によると、31.1％が自動(dòng)車から排出されており、大気汚染の主な原因の一つとなっている。

業(yè)務(wù)グループは、北京市が筆頭となり、自動(dòng)車の排気ガス汚染抑制を目指す6地域の業(yè)務(wù)システムを全國(guó)に先駆けて立ち上げる。そして、北京、天津、河北省と、その周囲の省が一體となって協(xié)力し、共にモニタリングのレベルを向上させる。

中國(guó)では、地域によって排気ガスをめぐる規(guī)制が異なっているほか、モニタリングデータの共有も行われておらず、別の地域の車両に対しては罰則を科せないという狀態(tài)が問題となってきた。新たなモニタリングプラットホームができれば、▽モニタリングデータの共有を段階的に実現(xiàn)し、排気ガス規(guī)制の効果を系統(tǒng)立てて評(píng)価できる▽モニタリングデータ共有を基礎(chǔ)に、全國(guó)に先立って別の省や區(qū)、市の車両でも、違反情報(bào)を共有できるようになり、共同で罰則を科すことができるようになる▽環(huán)境保護(hù)基準(zhǔn)合格のマーク有無(wú)の抜き取り検査を共同で行うことができる---など、さまざまな面でメリットがある。

業(yè)務(wù)グループの目標(biāo)は、車両の定期検査や路上検査、遠(yuǎn)隔計(jì)測(cè)、非道路機(jī)械検査などの処罰基準(zhǔn)や規(guī)定などを統(tǒng)一し、違反車両に対してその場(chǎng)で反則切符を切ることができるようにすることだ。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月3日