韓國観光発展局は7日、MERS(中東呼吸器癥候群)の感染が韓國で拡大して以來、予定していた訪韓旅行をキャンセルした外國人観光客は2萬人を上回ったことを明らかにした。新華社が伝えた。
今月5日、予定していた訪韓旅行をキャンセルした中國およびその他アジア諸國の観光客は、前日比74.6%増の延べ2萬600人に達(dá)した。
【訪韓旅行キャンセル、中國人が最多】
韓國聯(lián)合ニュースが韓國観光発展局の情報を引用して報じたところでは、訪韓旅行を取り消した外國人観光客のうち、中國人(大陸部および香港?臺灣の住民)は約85%を占めた。
韓國観光発展局の擔(dān)當(dāng)者は、「MERS感染拡大がこのまま続けば、外國人観光客の多くは、旅行目的地を韓國から日本に変更するだろう」との見込みを示した。
韓國観光業(yè)の関係者は、「MERSの感染拡大が起こった後、訪韓旅行を予定していた中國人のうち約20%が旅行をキャンセルした。このような情勢が続けば、6月に訪韓旅行をキャンセルする中國人は延べ10萬人に達(dá)する見込みだ」と話した。
韓國聯(lián)合ニュースの報道によると、韓國を訪れる外國人観光客のうち、中國人が最も多い。2014年に韓國を訪れた中國人観光客は、初めて延べ600萬人を突破した。このうち首都ソウルを訪れる中國人観光客は、1カ月延べ50萬人に近づいている。
MERSコロナウイルスは、2012年9月にサウジアラビアで初めて確認(rèn)された。MERSウイルスは、新型肺炎SARS(重癥急性呼吸器癥候群)と同じコロナウイルスの仲間で、MERSに感染すると、急性かつ重癥な呼吸器癥狀や急性腎不全の癥狀を呈する場合が多い。
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