ソニー中國(guó)営業(yè)本部の幹部を務(wù)めている斎藤氏は、日本でもアマチュアコーチとして2つのサッカーチームの指導(dǎo)を行った。その中の1人は現(xiàn)在日本代表ユースの主力選手として活躍している。斎藤氏は、2012年6月、興塔小學(xué)校に招かれた?？蓯?ài)らしい女子サッカーチームの少女たちを見(jiàn)た時(shí)、サッカーへの情熱が刺激され、學(xué)校側(cè)に毎週末ボランティアコーチとして指導(dǎo)することを約束した。この3年間、斎藤氏はどんなに天候が悪い日でも學(xué)校に通い、この約束を守り続けた。

斎藤氏の指導(dǎo)方法は獨(dú)特だ。子供たちと話す時(shí)、斎藤氏は片膝を地面につけ、子供の目線に落としてから話す。これは、平等の立場(chǎng)のコミュニケーションを示している。子供たちを大聲で怒鳴りつけるようなこともなく、いつも笑顔を浮かべながら、メンバーができていない部分を指摘する。毎回日本に帰國(guó)するたびに、大量のお菓子を買(mǎi)い込み、チームのメンバーに配る。子供たちの目には、斎藤氏は優(yōu)しい大きなお兄さんに映っている。

斎藤氏は、「青少年サッカーの練習(xí)は、サッカーをゲームとして捉え、練習(xí)中に多くの勵(lì)ましを與えることで、はじめて子供たちの潛在能力を発掘することができる」と語(yǔ)る。斎藤氏は常に手作りの緑色の札を持ち歩いている。緑の札を挙げると、「よくやった」の意味になる。中日のサッカー教育の違いについて、斎藤氏は、「日本のチームは、いつも土曜日に練習(xí)して日曜日に試合する。だが中國(guó)の場(chǎng)合は、練習(xí)は多いが試合が少ない」として、「毎日練習(xí)した後、必ず試合を行う。試合の中で課題を探し、その後課題を復(fù)習(xí)して、全員に技術(shù)の要點(diǎn)を習(xí)得させ、そこから技術(shù)を早く向上させる」と語(yǔ)る。

「私はこのチームにすごく愛(ài)著を感じている。子供たちは非常に可愛(ài)らしく、先生たちとは全員友人になった。中國(guó)にいる限り、このチームのためにボランティアのコーチを続けたい」と斎藤氏。（編集MZ）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年6月23日