中國はとても正直でおおらかだ。中國外交部(外務(wù)?。─?6日、南沙(英語名スプラトリー)諸島での建設(shè)活動の近況と立場を自ら公表し、3つの情報を提供した。第1に建設(shè)プロセス。中國は既定の作業(yè)計畫に基づき、南沙諸島での埋め立て活動を近く完了すると宣言した。第2に建設(shè)の目的。中國は必要な軍事?防衛(wèi)上のニーズを満たす以上に、各種の民間上のニーズが大きいと強調(diào)した。第3に南中國海問題の処理に関する立場。中國は紛爭の平和的解決という誠実な意向を際立たせた。(文:華益聲?國際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
だが特定の國はじっとしていられなかった。中國側(cè)の発表に対して、フィリピン國防省報道官は「利己的行為の自制」「國連海洋法條約の定める國際的に一致して認(rèn)められる準(zhǔn)則の遵守」を要求し、中國の行動は「取り返しのつかない結(jié)果」をまねくと妄言を吐いた。この3點をどう見るべきか。
第1に、フィリピンが中國を「利己的」と非難するのは筋が通らず、期待する効果も得られない。フィリピンは確かに南沙諸島での中國の建設(shè)活動に聲高に反対することはできるが、検証に耐えうる根拠はなく、中國の合法的な行為を阻止する有効な手段もない。埋め立てが近く完了すると発表した後、中國外交部報道官は同日の記者會見で「工事の進(jìn)展?fàn)顩rは各島?礁で異なるため、いつ完了するかは工事の進(jìn)捗狀況と各方面の條件により決まる」と補足した。中國は引き続き自國の主権の範(fàn)囲內(nèi)で権利を行使し、特定の國の異議のために放棄することはないということが分かる。フィリピンは中國を建設(shè)中止に追い込もうとしても、徒労に終わる運命にある。
第2に、フィリピンは口先では國連海洋法條約の遵守を聲高に叫んでいるが、実際には係爭解決の正しい道を避けている。南中國海の領(lǐng)有権爭いを解決する正しい道は二國間交渉にある。フィリピンは交渉を拒絶し、頑として常設(shè)仲裁裁判所への一方的な仲裁申し立てを行った。フィリピン最高裁判所の裁判官にいたっては、南中國海紛爭についてひとたび中國と二國間會談を行えば「フィリピンは中國のわなにはまる恐れがある」と魂膽をもって戒告した。
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