最低賃金基準(zhǔn)の実質(zhì)の価値で見ると、上海と北京はいずれも、最低賃金基準(zhǔn)に「各種社會(huì)保険料と住宅公共積立金の個(gè)人負(fù)擔(dān)分」が含まれておらず、雇用者が規(guī)定に基づき別途支払うこととなっているため、これら2都市の最低賃金基準(zhǔn)の実質(zhì)の価値は、いっそう高くなっている。

「最低賃金規(guī)定」によると、最低賃金基準(zhǔn)は、月あたりの最低賃金（最低月給）と時(shí)間あたりの最低基準(zhǔn)（最低時(shí)給）を定めるのが一般的な方法。最低月給基準(zhǔn)はフルタイム（正規(guī)）労働者に、最低時(shí)給基準(zhǔn)はパートタイム（非正規(guī)）労働者に、それぞれ適用される。各地は、最低2年に1度は最低賃金基準(zhǔn)を見直さなければならない。

年初來、中國(guó)経済の下方圧力が依然大きいが、最低賃金基準(zhǔn)の引き上げを?qū)g施した地域の數(shù)は、めっきり少なくなっている訳ではない。人的資源?社會(huì)保障部（?。─谓y(tǒng)計(jì)データによると、2014年に最低賃金基準(zhǔn)を引き上げた地域は19に上った。一方、今年は、半期が経過した時(shí)點(diǎn)で、すでに14の地域が引き上げを?qū)g施した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月3日