英國出身イラストレーター Johanna Basfordの大人向けカラーリングブック「ひみつの花園」がにわかに人気を集めている。その本を使って塗り絵をしたという人なら、北京の故宮にある歴史ある建物なども、塗り絵の格好の対象になると感じた人がいるだろうか?新京報(bào)が報(bào)じた。
故宮博物院はこのほど、微博(ウェイボー)の公式アカウントに、「『ひみつの花園』がヒットし、塗り絵が人気となっている」と書き込み、「紫禁城をカラーリング」と題するイベントを始めた。故宮の建築物や井戸の蓋、瓦なども、ネットユーザーのアーティスト魂を呼び起こす、塗り絵の材料だ。
同キャンペーンの締め切りは今月31日で、ネットユーザーの投票で、最優(yōu)秀作品上位3位が決まる。キャンペーンが始まると同時(shí)に、多くのネットユーザーが參加し、既にさまざまな作品がネット上で公開されている。ネットユーザーらは、「『ひみつの皇宮』の美しさが『ひみつの花園』を秒殺」との聲のほか、「描き足りない。本を出してほしい」との聲も寄せている。
故宮博物院の微博のアカウントを管理している郭珽さんによると、難易度が「低」、「中」、「高」の3種類の絵があり、全てを仕上げようと思うと1週間ぐらいかかる。賞品も準(zhǔn)備されている。「故宮の彩畫は関連部門がこれまでずっと、多くの人に知ってもらいたかった部分。今回の塗り絵イベントを通して、ネットユーザーとの距離を縮め、故宮の建築に関する知識の普及にもつながれば」郭さん。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月23日
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