中共の第18期中央委員會第5回全體會議(五中全會)で、習(xí)近平総書記は第13次五カ年計畫に関する提言について自ら説明を行った。中共中央総書記が五カ年計畫に関する提言について全體會議に説明するのはこの30年間で初めてだ。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
中共最高指導(dǎo)者が計畫に関する提言について説明を行ったことは、政策決定の透明性と公開性を體現(xiàn)するだけでなく、今後5年間の國家統(tǒng)治?政治における政権黨の政策的考えを反映するものだと指摘される。1萬字近くの説明において、習(xí)総書記は提言の起草過程、主要な考慮、基本的枠組を詳しく説明するとともに、提言のいくつかの重大な問題について具體的に明らかにした。
「第13次五カ年計畫を上層部が重視していることがよく分かる」。國家行政學(xué)院の汪玉凱教授によると、同計畫は今後5年間の中國の大戦略であり、うまく実施されるかどうか、科學(xué)的かどうかは、小康(ややゆとりのある)社會の期限通りの全面的な完成にとって極めて重要であるだけでなく、中國経済のモデル転換を順調(diào)実現(xiàn)できるかどうかにも関わる。
習(xí)総書記は説明で、文書起草チームが専門調(diào)査を行い、各方面の意見を幅広く聞くことも明らかにした。草稿については黨內(nèi)の一定範(fàn)囲で意見も求める。これは一部古參同志の意見を含み、民主黨派中央、全國工商連合會の責(zé)任者、無黨派人士の意見も聞く。
國家行政學(xué)院の竹立家教授は「これは中共の政策決定の高い透明性を示すと共に、提言が各方面の共通認識を汲み取り、最大公約數(shù)を得たことを示している」と指摘。汪氏は「広範(fàn)に意見を求めることは全黨?全國の知恵を集めるだけでなく、提言をより実情に合ったものにすることができる。これを踏まえて形成された計畫提言は十分に価値あるものだ。例えば2萬字余りのこの提言は、具體的政策以外に5大発展理念も打ち出し、それを?qū)g現(xiàn)するうえでの重點も詳しく明らかにした」と述べた。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680