「2015年中國レジャー?観光研究サミット」が11月7日と8日の両日、天津で開催された。國家観光局総合協(xié)調(diào)局の張吉林局長は、同サミットにおいて、「中國人の個人有給休暇の日數(shù)が少なすぎる。これは、國民のレジャー?観光を推進する上で解決すべき問題點の一つとなっている」と指摘した。中國青年報が報じた。

休日の有名観光地は、人?人?人で溢れているため誰もがげんなり、観光サービスの質(zhì)に対するクレームは絶えず生じている。張局長は、「國民にとって、法定休日は、日數(shù)的に十分な狀態(tài)にある。だが、個人的に取れる休暇が少なすぎる。労働者が有給休暇を取得する権利は、さまざまな規(guī)定で保障されているが、現(xiàn)実の取得率はかなり低い。このため、法定休日の間に國民がこぞって旅行に出かけるような狀況が起こった。周辺の國家までもが、中國の長期連休中に混雑ぶりが激化している。

張局長は、「中國人の有給休暇の平均取得日數(shù)は、世界の平均レベルとは程遠い。ほとんどの國では、中國人の2倍以上、有給休暇を取得している。たとえ一連の法律で有給休暇の取得が保障されていても、社會全體に、『これは福利だが権利ではない』という考え方が広まっている」と続けた。