あるネットユーザーが最近、微博(ウェイボー)に、友人の休暇屆けの畫像をアップ。その理由が「実家に帰省して、お見合い」とあまりに率直であるため、ネットユーザーの間で「せつない」と話題になっている。華竜網(wǎng)が報(bào)じた。

同ネットユーザーの微博を見ると、「友人は催促されてしょうがなく休暇屆けを出した。でも、彼の會社は人間味がある！」と書き込まれている。同ネットユーザーの友人で、「休暇屆け」を出した楊さん(男性)は取材に対して、「自分は風(fēng)力発電會社で技術(shù)系の仕事をしている。特殊な勤務(wù)環(huán)境で、同僚はほとんどが男性。家族から結(jié)婚を催促されるし、今回はお見合い相手を見付けたと言われて、しょうがなく休みを取って実家に帰る」と説明した。

これが初めてのお見合いという「90後」（1990年代生まれ）の楊さんは、「理由は正直に書いた。本當(dāng)のことを言ったほうが休ませてもらいやすい。上司は、理由をはっきり聞いてから、私用による休暇を取らせてくれた」と話す。

最近、休暇屆けや辭表に、率直に理由を書く人が増加していることについて、求人サイト?智聨招聘の重慶市場部の人的資源専門家?趙正芯氏は、「『労働法』の関係法律?法規(guī)は、法定の祝祭日のほか、家族?親族訪問、私用での休暇、有給休暇を取ることができると規(guī)定している。現(xiàn)在、理由を率直に書く人が増えているというのは悪いことではない。企業(yè)側(cè)も狀況を把握しやすく、従業(yè)員の考えていることや実際の必要を知ることができる。明確な理由で休暇屆けが出された場合、企業(yè)側(cè)が人間味のある仕方で対応すると、従業(yè)員も帰屬意識を感じ、忠誠度も向上する」と指摘している。

「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月23日