遅れた生産能力の淘汰も、一刀両斷の措置を取る必要はない。石炭や鉄鋼などの分野の生産能力過(guò)剰は速やかに処理しなければならないが、國(guó)內(nèi)の家電産業(yè)や電子メーカーはそのまま中西部に移せばいい。もっと広く考えるなら、中國(guó)の紡績(jī)業(yè)はベトナムに移転し、靴メーカーはアフリカに移転している。これらの産業(yè)移転は市場(chǎng)が自動(dòng)的に行うこととなるので、強(qiáng)制的に整理する必要はない。
筆者の見るところ、中國(guó)の新興産業(yè)はぐんぐんと伸び、勢(shì)い良く発展しており、潛在力や希望があちらこちらに見て取れる。政府がこれらの企業(yè)にマクロな経済政策環(huán)境を提供できるかは、中國(guó)企業(yè)がアップグレード?転換を順調(diào)に実現(xiàn)できるかのカギとなる。産業(yè)が問(wèn)題で経済の衰退に陥る國(guó)は少數(shù)だが、誤ったマクロ経済政策で経済危機(jī)または長(zhǎng)期にわたる不景気を呼んでしまう國(guó)は多い。よく見られる問(wèn)題は、通貨政策と稅収政策の処理の不適切である。今回の會(huì)議は、「マクロ政策を安定させることは、構(gòu)造改革のために安定したマクロ経済環(huán)境を作り出すことである」としているが、まさにその通りである。
近年、「融資が難しい、融資が高い」という問(wèn)題が、中國(guó)企業(yè)の発展を深刻に制約してきた。今回の會(huì)議では融資コストの引き下げが打ち出された。これは非常に必要な措置である。中國(guó)企業(yè)の目下の困難は、高い融資コストによってもたらされたものが多いためである。
今回の會(huì)議ではさらに、必要な財(cái)政支出と政府投資を適度に増加する方針が打ち出された。筆者の考えるところ、有効供給を拡大するには、企業(yè)の供給を拡大するだけでなく、政府の供給も拡大しなければならない。また多くの狀況では、政府の供給が先行すべきである。政府供給の不足は、企業(yè)の供給を圧迫する。例えば自動(dòng)車は、需要が大きな圧迫を受けている業(yè)界である。また我々はさらに、環(huán)境汚染処理を強(qiáng)化し、住民の社會(huì)保障レベルを高める必要がある。総じて、企業(yè)だけでなく政府も供給能力を高めなければならず、政府の公共財(cái)の供給も中國(guó)経済発展の巨大な潛在力となる。
このように、中國(guó)が、経済の安定した持続成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)するために手元に持っているカードはまだ多く、大きな潛在力を持っている。(編集MA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年12月25日
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