ネットワーク決済の新規(guī)定の意見(jiàn)募集稿が発表されてから4カ月が経ち、中國(guó)人民銀行（中央銀行）はこのほど「非銀行決済機(jī)関のネットワーク決済業(yè)務(wù)の管理規(guī)定」を発表した。來(lái)年7月1日から施行される。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

▽決済アカウントを分類(lèi)管理 最高レベルでいくらまで？

新規(guī)定によると、ネット決済管理は基本的に銀行の口座管理を參照して、銀行口座に対応した決済アカウントを1類(lèi)、2類(lèi)、3類(lèi)の3タイプに分類(lèi)する。3タイプとも消費(fèi)や振替の機(jī)能は利用できるが、投資?資産運(yùn)用ができるのは3類(lèi)だけだ。利用限度額は、1類(lèi)がアカウント開(kāi)設(shè)から累計(jì)1千元（1元は約18.5円）まで（「微信」（WeChat）の「銭包」（ウォレット）に類(lèi)似）、2類(lèi)が年間累計(jì)10萬(wàn)元まで、3類(lèi)が年間累計(jì)20萬(wàn)元までで、2類(lèi)と3類(lèi)は限度額の累計(jì)に決済アカウントから銀行口座に振り替えされた金額は含まれない。

▽微信紅包は1千元まで？

新規(guī)定によると、1つの外部チャンネルを経て開(kāi)設(shè)された1類(lèi)決済アカウントでは、アカウントの殘高を消費(fèi)や振替に當(dāng)てることはできるが、1千元までしか利用できない。2類(lèi)決済アカウントには3つ以上の外部チャンネルを経て身元が確認(rèn)されることが必要で、3類(lèi)決済アカウントには5つ以上が必要だ。

現(xiàn)在の微信の身元確認(rèn)狀況をみると、一般的な利用者は銀行カードと攜帯電話番號(hào)の2つのチャンネルしか身元確認(rèn)の手段をもっておらず、開(kāi)設(shè)できるのは1類(lèi)アカウントだけだ。新規(guī)定では、殘高による決済取引の金額がアカウント開(kāi)設(shè)からの累計(jì)で1千元を超えてはならないとされる。1千元を上回る金額の「微信紅包」（WeChatお年玉サービス）を利用したい場(chǎng)合は、決済アカウントをグレードアップすることになる。たとえば、春節(jié)（舊正月）に1萬(wàn)元以內(nèi)のお年玉サービスを利用したいなら、最も簡(jiǎn)単な方法は決済アカウントを3類(lèi)にグレードアップすると同時(shí)に、対応する銀行口座にA等級(jí)を獲得した金融機(jī)関のものを選択することだ。しかし新規(guī)定が施行されるのは來(lái)年7月1日で、今年の春節(jié)のお年玉サービスは舊規(guī)定に基づいて行われることになる。