魏氏によると、中國では、1980年の庚申年、1992年の壬申年、2004年の甲申年にそれぞれ申年干支切手を発行しており、今年発行される「猿の記念切手」は、第4シリーズの第一弾となる。切手のデザインは、過去のものと若干異なっており、2枚の切手には4匹の猿があしらわれており、猿の數(shù)は最も多い。1枚目の切手の図案名は「霊猿獻(xiàn)瑞(霊験あらたかな猿が瑞兆を獻(xiàn)ずるの意)」、賢い猿が桃を持つ姿は、幸福?長壽?吉祥を意味している。2枚目の図案名は「福壽雙至(福と壽の両方が訪れるの意)」で、1匹の雌ザルが2匹の子ザルを抱いている。2匹の子ザルは、「2人目出産全面解禁策」の実施を意味している。
このほか、「丙申年?猿の記念切手」は、92歳という高齢の黃永玉大師が、36年ぶりに再度筆を執(zhí)りデザインしたものだ。36年前の1980年、郵便切手市場に名を轟かせた初の「猿の記念切手」は、この黃永玉大師がデザインした。額面価格は8分(約1.4円)、大判の発行枚數(shù)は80枚、コレクター市場では約150萬元(約2700萬円)の価格がついている。
上述の原因のほか、ある匿名希望の切手取扱商は、「デザイン?発行年?特徴などは、猿の記念切手の価格が大幅に吊り上った原因のひとつにすぎない。発行部門が切手の発行総數(shù)を制限し、市場に出回る數(shù)をかなり抑えたことが、価格高騰につながった可能性が高い」との見方を示した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月15日
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