中國の習(xí)近平國家主席がこのほど終えたサウジアラビア、エジプト、イランへの訪問は、中國と中東諸國の戦略面の連結(jié)を促進し、中國が推し進める「一帯一路」建設(shè)を加速した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

今回の訪問について中國の王毅外交部長（外相）は「習(xí)主席の今回の訪問は山場であり、地域の首脳と『一帯一路（1ベルト、1ロード）』の大業(yè)について共に語り、実務(wù)協(xié)力を格上げするものだった」と指摘した。

これら3カ國は「一帯一路」の西端に位置し、早くから中國との関係が深く、歴史、地理的淵源から3カ國「一帯一路」共同建設(shè)の自然な協(xié)力パートナーとなることが決定づけられている?，F(xiàn)実に立腳し、3カ國は中國と経済戦略連結(jié)を強く必要としてもいる。中東のエネルギー大國であるエジプトを例にとると、石油貿(mào)易への過度の依存から脫するために、新たな「5カ年計畫」実施によって経済の多元化を図っている。これは製造業(yè)で優(yōu)勢を有し、海外進出を大々的に推進する中國と相互補完を?qū)g現(xiàn)することができる。

エジプト政府が打ち出している新首都プロジェクト、新スエズ運河など経済刺激を目指す一連のプロジェクトも、エジプトと中國の発展方向?戦略と合致する。

イランについては、西側(cè)の制裁が徐々に解除されるに伴い、同國の対外経済?貿(mào)易協(xié)力の地ならしをするとともに、中國と新時期の包括的協(xié)力を切り開くための堅固な基礎(chǔ)を築いた。

2014年6月、習(xí)主席は中國?アラブ協(xié)力フォーラム第6回閣僚級會議で中國とアラブが協(xié)力して「一帯一路」を共同建設(shè)すること、「1+2+3」協(xié)力構(gòu)造を築くことを提唱し、雙方のウィンウィン実現(xiàn)のための道筋を示した?，F(xiàn)在、この協(xié)力構(gòu)造はすでに早期収穫を得ている。

今回の訪問で、習(xí)主席は3カ國首脳と共に「一帯一路」の枠組で、各自の発展戦略を連結(jié)し、協(xié)同発展と連動成長を?qū)g現(xiàn)することを決めた。3カ國は「一帯一路」建設(shè)を全力で支持し、これに積極的に參加するとともに、「一帯一路」のアフリカ、歐州への支點となることを望むと表明した。

今回の訪問で、中國側(cè)は3カ國と「一帯一路」共同建設(shè)に関する覚書に署名した。サウジアラビアとは「ネット上のシルクロード」建設(shè)協(xié)力の強化についての覚書にも署名した。サウジアラビアとは14件の協(xié)力文書、エジプトとは21件の協(xié)力文書、イランとは17件の協(xié)力文書に署名した。