當然、中米両國は協(xié)力を深化すると同時に、互いの戦略的意図を正しく判斷する必要がある。中國の臺頭にどう建設(shè)的に対応するかは、米國エリートの戦略的知恵を試している。今年は米國の大統(tǒng)領(lǐng)選挙もあり、中國が容易に米國の政治的議論の対象となる。これが雙方の新型の大國関係の構(gòu)築に雑音をもたらすことも避けられない。
中米協(xié)力には大きな將來性がある。昨年両國首脳はホワイトハウスで會談し、サイバー犯罪対策について新たな共通認識にいたった。その後、両國はサイバー犯罪取締りに関する初のハイレベル対話を行うとともに、連攜枠組と制度整備について前向きな進展を得て、個別の案件について建設(shè)的な協(xié)力を行った。現(xiàn)在雙方は臺灣問題、朝鮮半島核問題、南中國海問題など一連の分野で多くの協(xié)力について認識を共有するとともに、若干の溝も抱えている。いかにして臺灣海峽の大局を安定させ、朝鮮半島の安定を有効に維持し、南中國海の安寧を真に維持するか。新年において雙方が引き続き対話し、真摯に連攜することが待たれている。
ケリー長官の今回の訪問で、雙方はこれらの問題について踏み込んで意見交換する。対話を通じて、雙方は相互信頼を深める機會をさらに得る。中米はしっかりと意思疎通し、各種の難題について率直で誠意ある交流を行う必要がある。安定に重きを置き、発展を錨に、協(xié)力を柱に、新型の大國関係によって一層の模範的役割を果たし、波及作用を及ぼす必要がある。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月28日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680