中國(guó)は18日、アップル社の決済システム「アップルペイ」が上陸した世界で5番目の國(guó)、アジアで1番目の國(guó)になった。中國(guó)の銀行12行がこの日、アップルペイに対応するようになったと発表すると、大勢(shì)のアップルファンが銀行カードを登録しようとしたため、アップルのサーバーは一時(shí)利用できなくなった。アップルは今回、中國(guó)銀聯(lián)と提攜したが、さきに「熱を上げていた」相手は「支付寶」(アリペイ)だった。最終的に銀聯(lián)を選んだのはなぜだろうか。「羊城晩報(bào)」が伝えた。
▽最終的に銀聯(lián)を選んだわけ
アップル中國(guó)法人と銀聯(lián)の要請(qǐng)を受けた第1期內(nèi)部モニターを務(wù)めた恒豊銀行研究院の董希淼院長(zhǎng)(中國(guó)人民大學(xué)重陽(yáng)金融研究院客員教授)は、2カ月ほど前に中國(guó)建設(shè)銀行のカードを登録した。董院長(zhǎng)は、「アップルにとって、中國(guó)銀聯(lián)が構(gòu)築し運(yùn)営する巨大な銀行間取引決済システムは、グローバル化された受け入れのネットワークを構(gòu)築し、背後に10數(shù)億人のカード保有者を擁するもので、このような基盤がアップルの中國(guó)市場(chǎng)進(jìn)出にとって『高い出発點(diǎn)』になることは間違いない。一方、銀聯(lián)にとってみれば、アップルは世界最先端のスマートフォンメーカーであり、タブレットコンピューターメーカーであり、大勢(shì)のファンを抱え、市場(chǎng)での訴求力が高い。両者の協(xié)力は『最良の組み合わせ、強(qiáng)い者同士の連攜』だといえる」と話す。
業(yè)界関係者の一部は、「アップルが最終的に銀聯(lián)を選んだのは、銀聯(lián)の事業(yè)モデルや今後の発展との適合性と大いに関係がある。アップルペイは単なる決済ツールで、口座システムはなく、カード保有者の情報(bào)を蓄積することも消費(fèi)のデータや個(gè)人情報(bào)を記録することもできず、カード入れのようなものに過(guò)ぎない。実際に動(dòng)くのは銀行カードの消費(fèi)ルートであり、利用するのはモバイル機(jī)器の近距離無(wú)線通信技術(shù)(NFC)であり、これらはまさしく銀聯(lián)が中心になってうち出しているものだ。またアップルペイはカード発行會(huì)社、カード運(yùn)営、決済代行會(huì)社、店舗、利用者からなる固有の決済プロセスを維持しており、中間段階をカットした『微信』(WeChat)や支付寶のやり方とは異なる」と話す。銀行関係者の分析によると、「こうした點(diǎn)を踏まえて、カード発行會(huì)社、カード運(yùn)営會(huì)社、決済代行會(huì)社はみなアップルペイを支持し、店舗はレジ待ちの行列を解消できるので、やはりアップルペイを支持する。アップルペイが中國(guó)市場(chǎng)への切り込みに成功したのはこのような正しい『姿勢(shì)』があったからだ」という。
アップルペイは海外でも同じように、ビザやマスターカードのような國(guó)際的クレジットカード発行會(huì)社や銀行と協(xié)力パートナー関係を結(jié)んでいる。
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