北京の故宮博物院は最近、中國全土で初めて移動可能な文化財の全面調査を実施。その第1回の成果を2月29日に発表した。昨年末までに、同博物院は6度に分けて、陶磁器や文獻、法書、絵畫、織繍、工蕓、銘刻、珍寶、古代建築の所蔵品などの文化財170萬點以上、文化財畫像47萬點以上のデータを上級機関に報告している。人民日報海外版が報じた。
同博物院は業(yè)務と所蔵品の実際の狀況を踏まえ、第5回の所蔵品整理をもとに、全國での全面調査の制限時間に合わせて、2014—16年度の「所蔵品整理3年計畫」を制定。特定項目リーディンググループを立ち上げている。同計畫では、3年かけて「整理をしながら採集、研究を進める」というスタイルを採用して、同博物院の清の第6代皇帝?乾隆帝の御稿、明?清の尺牘、陶磁器の欠片、陶磁器の窯跡所在地の標本、甲骨片、古い寫真、古代建築の所蔵品など15項目の所蔵品を整理し、記録、畫像収録などを展開する。
「人民網日本語版」2016年3月1日
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