廚房から出てきた李志紅さんにグラスを掲げて労をねぎらう友人たち
湖南料理は家庭料理という點(diǎn)に注目
シェフにはそれぞれ自分の強(qiáng)みがあるが、李さんの場合は2つある。1つは「本場もの」、もう1つは「家庭料理」だ。
湖南料理の特徴をできるだけ再現(xiàn)するため、李さんは湖南料理の一部の材料は湖南産の物を使うことにしている。開店當(dāng)時は湖南料理の材料を東京で手に入れることはとても難しく、事前に予約する必要があったが、湖南料理が発展するにつれて、日本の輸入業(yè)者もこの分野に注目するようになり、今では材料を手に入れることもますます楽になってきているという。
李さんは「食材の品質(zhì)を第一に考え、毎回仕入れには特に安全に気を使っている。東京で一度でも悪い記録が殘ると、この業(yè)界では続けていくことがとても難しくなるからだ。それに何より湖南料理の評判を落としたくない。また私にとって湖南料理とはイコール家庭料理。家庭の味こそが一番おいしいと考えている。湖南出身のほとんどの人にとって、小さい頃の味とはすなわち湖南の思い出だ。美味しいからこそ癖にもなる」と語った。
また湖南料理の感覚を常に失わないために、李さんは國內(nèi)の湖南料理のシェフとしばしば連絡(luò)を取り、新しい湖南料理を研究、模索している。同時に、東京にいる20數(shù)名の湖南料理のシェフたちと東京湖南料理シェフ連盟を結(jié)成し、定期的に集まっては湖南料理についてセッションしている。彼らに共通した目標(biāo)はどうやったら日本で湖南料理を広めることができるかだ。
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