コメディー映畫「ロスト?イン?タイランド(原題:人再囧途之泰囧)」(2012年)や昨年末に上映された「唐人街探案(DETECTIVE CHINATOWN)」などの中國映畫において、東南アジアのタイの要素が獨特の「薬味」として盛り込まれていたのをきっかけに、中國の映畫?ドラマ業(yè)界では、タイが重要なロケ地の一つとなっている。人民日報海外版が報じた。
タイの管理當局の統(tǒng)計によると、ここ4年、タイでロケを行う中國の映畫?ドラマの數が増加しており、15年だけでも48の映畫?ドラマのロケが行われた。また今年は3月11日までに、その數が既に15に上っている。中國の映畫?ドラマの製作者にとっては、ロケ地や文化の多様性、撮影許可申請の流れが分かりやすく、取得成功率が高いこと、プロフェッショナルな現(xiàn)地の撮影協(xié)力者らが、大きな魅力となっている。
15年中國のロケでタイが15億円の収入
蕓鼎伝媒(タイ)社の責任者である張棟氏は取材に対して、「『ロスト イン タイランド』がヒットし、タイの獨特な異國情緒や便利な食事?宿の環(huán)境、コストパフォーマンスの高い撮影、ポストプロダクションの條件などが魅力となり、多くの中國の製作者がタイに向かっている。現(xiàn)在、ほとんど毎日、中國の撮影班がタイでロケを行っている」と紹介した。
タイの映畫管理當局の責任者ヴェラティラ氏は取材に対して、「現(xiàn)在、タイでロケを行う中國の撮影班が増加しており、15年でだけでタイに約4億5500萬バーツ(約15億円)の収入をもたらした。その8割が13の長編映畫。タイ旅行を宣伝するため、タイ國政府観光庁は、中國の撮影班をタイに招くこともある」と語った。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-3680