欠陥自動車やリコールに関する情報を集めるプラットフォーム「車質(zhì)網(wǎng)」が発表した統(tǒng)計データによると、2016年上半期、國家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局は自動車のリコールに関する公告を67件発表した。これらの公告は、50ブランド以上の100種類以上のモデル、570萬臺以上に関係するもので、前年同期比1.2倍以上の増加というだけでなく、2015年度の総數(shù)を上回り、半年間のリコール件數(shù)としては過去最高を記録した。上半期に発表された國內(nèi)リコール公告のうち、タカタ製エアバック問題と関連するリコールがかなり多かったことから、日系ブランドのリコール件數(shù)が最多を占めた。ドイツ?歐州?米國系ブランドも、問題の解決に積極的に取り組んだことから、1回のリコール臺數(shù)が200萬臺を上回ったケースも生じ、これまでの國內(nèi)記録を更新した。工人日報が報じた。

また、おおまかな統(tǒng)計によると、タカタ製エアバック問題の影響を受けてリコールの対象となった車は、累計1千萬臺を上回った。2015年だけでも、國家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局がこれを原因としてリコールを発表したケースは27件に達している。その連鎖反応は2016年も続き、同年上半期、タカタ製エアバックが原因で新たにリコールの対象となった車は200萬臺を上回り、2015年リコール総臺數(shù)の83％に達した。このうち、フォルクスワーゲン、アウディ、BMW以外は全て日系ブランドで、特にホンダの上半期リコール件數(shù)は4件に上り、195萬臺あまりがリコールの対象となった。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月7日