1つは、共通認(rèn)識(shí)に立ち返ること。中國とフィリピンは伝統(tǒng)的に友好的な近隣國であり、両國は雙方関係の改善に共に努力し、対話と協(xié)力を再開するべきだ。これは今後の中比関係の安定的発展のために良好な基礎(chǔ)を固める助けとなる。仲裁裁判に対する中國側(cè)の立場は一貫しており、裁定に基づくいかなる主張、行動(dòng)も認(rèn)めず、受け入れることはない。実際には、南中國海紛爭をどう処理するかについて、仲裁裁判前に中比間には複數(shù)の協(xié)定があり、多くの共通認(rèn)識(shí)を形成していた。こうした共通認(rèn)識(shí)に立ち返り、対話と協(xié)議によって溝を解決することが當(dāng)面の急務(wù)だ。中比両國による二國間會(huì)談は時(shí)間の問題であり、早い方が良い。
もう1つは、妨害を排除すること。フィリピンの前政権による南中國海仲裁裁判の申し立て、及び同裁判のでっち上げの過程から、一部の域外國の聞こえの良い発言とは裏腹な邪な意図が見てとれる。彼らは南中國海が平穏であることを望まず、中比両國が交渉で爭いを解決することを望まず、陰で悪だくみをしている。仲裁裁判の結(jié)果が出た後、南中國海の域內(nèi)國と域外國の対応は鮮明なコントラストをなした。域內(nèi)國は相対的に抑制的であり、ヒートダウンを望んだ。域外の數(shù)カ國は前面に出て、とやかく言い、派手に煽り立て、火に油を注いだ。
中東を南中國海問題の教訓(xùn)とするべきだ。近年、一部の西側(cè)國は「アラブの春」に熱中し、銃砲外交をおおっぴらにやり、その結(jié)果過激勢力の拡大に溫床を提供した。今やテロリズム、過激主義がはびこり、中東のいくつかの國は瓦解し、テロが頻発している。このような狀況下、南中國海の域內(nèi)國は域外國が手法を変え、一見立派な口実を掲げて、南中國海地域で波風(fēng)を巻き起こし、地域情勢を亂すことに特に警戒する必要がある。南中國?;靵yの最大の被害者は南中國海地域の域內(nèi)國であり、混亂を引き起こした者は立ち去っておしまいにできる。
要するに、中國側(cè)はフィリピン側(cè)と様々な形で接觸することに開かれた態(tài)度であり、ラモス氏が大統(tǒng)領(lǐng)特使として訪中することを歓迎している。中國側(cè)はこれを契機(jī)に、溝を建設(shè)的に管理?コントロールし、両國関係の改善のための環(huán)境を整えることを望んでいる。中比は引っ越すことのできない隣人であり、同じ方向に向かうことこそが正しい道だ。両國は妨害を排除し、手を攜えて共に歩み、地域の平和の大局を維持し、平和的発展による利益を分かち合うべきだ。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月12日
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