この2日間、韓國の樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)は激怒している。最大野黨「共に民主黨」の國會議員6人が制止を聞かずに頑として訪中し、中國側(cè)とTHAAD問題について話し合ったからだ。樸大統(tǒng)領(lǐng)は野黨には2つの大きな罪があるとした?!竾鴥?nèi)に分裂をもたらした」ことと「売國」だ。野黨は、「事実歪曲」として樸大統(tǒng)領(lǐng)に直ちに反論した。(文:華益聲?國際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
樸大統(tǒng)領(lǐng)は最近つらい日々を過ごしている。THAAD配備決定後、眠っても突然目覚め、再び眠ることができない。THAADは樸大統(tǒng)領(lǐng)にとって悩みの種となったようだ。だが突き詰めれば、悩みは自らに問うべきだ。THAADが厄介なものであると明らかに知りながら、なぜ米國と協(xié)力して配備することを決定したのか。
悩みが自然に消えることはなく、心の病を治す薬が必要だ。各方面が韓國政府の失策を指摘している以上、韓國政府は真剣に反省し、反対者の聲を聞くべきだ。その反対に野黨に怒りをぶつけるのは、賢明な行動ではないだろう。
事実は明らかであり、韓國國內(nèi)ではTHAAD反対の聲が絶えない。システムのカバー範(fàn)囲に韓國の首都が含まれないことから、配備は韓國の安全にとって極めて重要と再三強調(diào)する政府の「論拠」は大きく揺らいでいる。韓國政府の「PR」も効果を見せていない。米軍は以前、アンダーセン空軍基地に配備したTHAADシステムを韓國メディアに公開し、韓國軍が同基地のレーダー電磁波を測定することも認(rèn)めた。だが韓國の庶民はこれを評価せず、1回だけの測定では説得力がなく、第三者の専門家の參加を欠いてはなおさらに不正の可能性があると考えている。圧力を前に、韓國政府は再び妥協(xié)せざるを得ず、配備地點を変更できるとした。だが厄介なことに、これによって民衆(zhòng)の不平を解消することはできず、反対にTHAAD配備の必要性を疑問視する聲が高まった。韓國國內(nèi)の複數(shù)の勢力が政府に説明を求めており、異論は野黨から生じたものではない。
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