米?世界ブランド研究所(World Brand Lab)はこのほど、2016年度版「世界のブランドトップ500」を北京で発表。中國(guó)からは國(guó)家電網(wǎng)、工商銀行、海爾(ハイアール)、中國(guó)移動(dòng)(チャイナ?モバイル)、華為(ファーウェイ)、聯(lián)想(レノボ)など、36ブランドがランクインした。國(guó)際商報(bào)が報(bào)じた。
14年度と15年度の同ランキングを比較すると、中國(guó)からランキングしたブランドは14年度の29ブランドから15年度には31ブランドに増加しており、16年度はさらに増えて36ブランドとなった。このように、ランク入りする中國(guó)のブランドは増加の一途をたどっているものの、歐米のエコノミーと比べると、まだ大きな差がある。今年の同ランキングを見(jiàn)ると、米國(guó)からは227ブランドがランク入りで最多。英國(guó)とフランスが41ブランドで2位につけている。以下、日本37ブランド、中國(guó)36ブランド、ドイツ26ブランド、スイス19ブランド、イタリア17ブランドと続く。
ランク入りする中國(guó)ブランドが少ない理由について、ケンブリッジ大學(xué)製造業(yè)研究院のスティーブ?エバンス教授が「中國(guó)の製造業(yè)は、規(guī)模が大きいだけで、技術(shù)やブランドの両方でバランスを取りながら発展させなければならない」と指摘すると、ハーバード?ビジネス?スクールのジョン?ダイトン教授も「米國(guó)の靴の90%は中國(guó)製だが、米國(guó)ブランドとして販売されている。製造地ではなく、消費(fèi)者が最も関心を寄せる品質(zhì)に重きを置いてブランドを構(gòu)築しなければならない」との見(jiàn)方を示す。また、世界ブランド研究所の室長(zhǎng)を務(wù)める、ノーベル経済學(xué)賞受賞者のロバート? マンデル氏は、「現(xiàn)代経済の重要な特徴の一つはブランド主導(dǎo)。人々が世界の経済強(qiáng)國(guó)について知り、理解するのは、ほとんどの場(chǎng)合ブランドがきっかけだ。ブランドというのは、地域経済において生きている生命體で、コア?コンピタンスの最も分かりやすい部分であるため、政府関係者は、企業(yè)の首脳陣と同じく、ブランド戦略の研究を強(qiáng)化しなければならない」と指摘している。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2016年1月5日
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