北京市大気汚染応急指揮部が4日午後に発表した情報によると、警報としては2番目に深刻なレベルの大気汚染オレンジ警報が7日まで発令される。そして、その後、年末から続くこの煙霧は8日の寒気の到來と共に消滅しそうだ。今回の煙霧で、多くの市民が外出を控えており、多くの家庭や會社は配達サービスなどを利用して、日常生活における必需品を手に入れているようだ。中國新聞網(wǎng)が報じた。
北京ではデリバリーサービスのほか、野菜や薬の配達、出張の料理、洗濯、マッサージ、洗車、美容、散髪などのサービスも人気となっている。わざわざ外出しなくても、指で何度かタップするだけで、それらの便利なサービスを利用できる。
IT関連の會社を取材したところ、生鮮食品を扱うオンラインプラットホーム?毎日優(yōu)鮮(MISSFRESH)の市場部擔(dān)當(dāng)が「最近、注文數(shù)が確かに前月より大幅に増加している。特に、ナシやビワ、ブンタン、レンコンなど、肺をきれにしてくれるとされる果物、野菜が人気。その他、米や牛乳、鶏肉など、多くの人が普段よく食べる生鮮食品の売り上げが顕著に伸びている」と説明。「注文が増え、配達員も忙しくなっている。配達員の體を守るため、當(dāng)社は、煙霧対策用のマスクを支給するなどして、対策を強化している」とした。
煙霧の発生により、デリバリーや配達などのサービスは「特需」に沸いているものの、配達員の健康問題も注目の的となっている。そのため、便利なサービスを利用すると同時に、配達員に配慮を示すことも必要だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月6日
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