財(cái)政部（財(cái)務(wù)省）の肖捷部長(zhǎng)はこのほどアジア開発銀行（ADB）の中尾武彥総裁と會(huì)談し、2017年の雙方の密接な協(xié)力について話し合いを行った。これは肖部長(zhǎng)にとって、16年11月の就任以來初の多國(guó)籍金融機(jī)関のトップとの會(huì)談だ。央視網(wǎng)が伝えた。

雙方は中國(guó)のADBへの5千萬(wàn)ドル（1ドルは約115.5円）の再出資について了解覚書に調(diào)印した。再出資のねらいは、ADBが「中華人民共和國(guó)貧困削減?地域協(xié)力基金」の枠內(nèi)で有償勘定技術(shù)支援の提供を拡大することにある。中尾総裁は、「新しい年に、中國(guó)政府と緊密な協(xié)力を維持していきたい」と述べ、肖部長(zhǎng)は、「ADBは中國(guó)で30年間の業(yè)務(wù)経験があり、中國(guó)の発展プロセスにおいて信頼できる?yún)f(xié)力パートナーだ。雙方の協(xié)力が新たな段階に突入することを期待する」と応じた。ADBは中國(guó)が加盟した86年から16年までの間に、360億ドルの対中融資を行い、これには公的部門向けの融資330億ドルと民間部門向けの融資30億ドルが含まれる。ADBはこれまでずっと知識(shí)面で中國(guó)を支援し、86年以降に批準(zhǔn)した対中有償勘定技術(shù)支援は累計(jì)4億3200萬(wàn)ドルに達(dá)する。

66年に発足したADBは、16年にアジア太平洋地域発展パートナー関係樹立50周年を迎えた?，F(xiàn)在の加盟國(guó)は67ヶ國(guó)で、このうちアジア太平洋地域が48カ國(guó)に上る。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年1月10日