仮想通貨ビットコインが急騰、急落するなど取引が活発化しているのを背景に、監(jiān)督?管理當(dāng)局が監(jiān)視を強(qiáng)化している。中國(guó)人民銀行（中央銀行）営業(yè)管理部は11日、「ビットコインの取引プラットホームの立ち入り検査を始めた」と発表したのを受け、ビットコインは同日夜、大きく値下がりした。北京晨報(bào)が報(bào)じた。

同管が、「11日より『火幣網(wǎng)』や『幣行』などのビットコイン、ライトコイン取引プラットホームに立ち入り、レート管理やマネーロンダリング防止に関する関連法律?法規(guī)、取引所の管理に関する規(guī)定などに基づく、検査を展開した」と発表すると、ビットコインがすぐに大きく値下がりした。本稿執(zhí)筆時(shí)で、ビットコインは一時(shí)5191.3元（約8萬8250円）と、1日で最大20%近く値下がりした。

監(jiān)督?管理當(dāng)局がビットコイン、ライトコインを?qū)澫螭摔筏柯暶鳏虬k表するのは今回が初めてではなく、人民銀行の上海本社と北京営業(yè)管理部は先週にも、「ビットコインにはリスクがある」とする警告を相次いで発表していた。また、本社は、上海のビットコイン取引プラットホームの主な責(zé)任者を事情聴取している。

実際には、今年に入り、ここ數(shù)年沈黙狀態(tài)だったビットコインは再び値上がりしていた。まず、今月4日から、値上がりが始まり、5日には一時(shí)8890.77元（約15萬1100円）と、近年では最高値を付けた。ただ、その流れは長(zhǎng)続きせず、その後再び急落。一時(shí)最高値を付けた5日に、一時(shí)30％安の6144.64元値下がりした。そして、7日には5655.21元（約9萬6100円）にまで値下がりした。 （編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年1月12日