スイスの小さな町、ダボスに世界の視線が集まっている。10年前、ドイツのメルケル首相はダボスで著名な判斷を示した。「事実上、全く新しい世界のパワー構(gòu)造がすでに出現(xiàn)している」「歐州中心の時(shí)代は200年続いた後に終結(jié)した。ダボスと西側(cè)は中國(guó)に目を向け、グローバル化の巨大な変化の下でのインスピレーションと導(dǎo)きを汲み取ろうとする必要がある」。その10年後、習(xí)近平國(guó)家主席がダボスの會(huì)場(chǎng)に姿を現(xiàn)わした時(shí)、當(dāng)時(shí)のメルケル首相の判斷はすでに世界にとって慣れた現(xiàn)実となっていた。フィナンシャル?タイムズは「中國(guó)は『グローバル?ガバナンスの守衛(wèi)者』になろうと努力している」とさえ指摘した。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

ダボスで「中國(guó)熱」が高まり続けるに伴い、中國(guó)の貢獻(xiàn)は次第に世界の共通認(rèn)識(shí)となった。世界経済が世界金融危機(jī)発生後のパニック期にあった時(shí)、中國(guó)は2009年のダボス會(huì)議で世界のために強(qiáng)心剤を打った。2011年の中國(guó)のWTO加盟10周年の際、當(dāng)時(shí)のラミーWTO事務(wù)局長(zhǎng)はダボスで特別に開催された討論會(huì)で「誰が勝ったのか？事実は中國(guó)が勝ち、他の國(guó)も勝ったのだ」と述べた。世界経済の深い調(diào)整が続いている中、ダボス會(huì)議で聞かれる聲はすでに中國(guó)を世界経済成長(zhǎng)の「最大のエンジン」と見ている。中國(guó)は落ち著いて力強(qiáng)い発展と鋭意改革に取り組むことによって、世界の舞臺(tái)に「中國(guó)の力」を?qū)毪?、「中?guó)の案」を分かち合う。

10年前にメルケル首相がより「パワー構(gòu)成」の視點(diǎn)から中國(guó)の発展がもたらす変化を見ていたとするなら、現(xiàn)在の世界が中國(guó)を見る視線は「理性的かつ長(zhǎng)期的な思考」を一層伴っている?，F(xiàn)在、世界各地は不確定性に悩まされている。とりわけ経済グローバル化は逆流に直面している。諸説紛紛とする中、東洋の知恵に満ち、客観的狀況を見て問題を解決する中國(guó)の案は、グローバル?ガバナンスのより公平で合理的な方向への発展を促す。2017年のダボス會(huì)議で、中國(guó)の主張が一層世界の焦點(diǎn)となったことは、まさに中國(guó)の提供する公共財(cái)に対する世界の期待を反映するものではないか？

歴史は勇者が創(chuàng)造する。まさに習(xí)主席が強(qiáng)調(diào)したように「困難に直面したら、自らを恨んでも、他人を非難しても、自信をなくしても、責(zé)任を逃れてもならず、共に困難に打ち勝つ必要がある」。世界各國(guó)は平等を基礎(chǔ)とし、開放を?qū)Г趣?、協(xié)力を原動(dòng)力とし、共有することを目標(biāo)とし、勢(shì)いに乗って行動(dòng)し、果敢に責(zé)任を擔(dān)って初めて困難を乗り越えることができる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月18日